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R8PJ01 スーパーペーパーマリオ (LEVEL MAX) [ZiT] 044A3D2C 00000063 (ATT MAX) [ZiT] 044A3D30 000000FF (HP(NOW)MAX) [ZiT] 044A3D34 000003E7 (HP(MAX)MAX) [ZiT] 044A3D38 000003E7 (Gauge Fixation) [ZiT] 044A3D3C 0000000A (SCORE MAX) [ZiT] 044A3D40 05F5E0FF (COIN MAX) [ZiT] 044A3D44 000003E7
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スーパーペーパーマリオ 【すーぱーぺーぱーまりお】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 Wii 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ 発売日 2007年4月19日 定価 5,800円 配信 【WiiU】2016年8月3日/2,700円(税8%込) 判定 良作 ポイント RPGからアクション+謎解きにジャンルが転向過去作以上に濃厚でカオスなストーリーとキャラ マリオシリーズ 概要 あらすじ システム 次元ワザ 仲間 アンナ フェアリン その他 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』に続くペーパーマリオシリーズ3作目で、同時にWii(*1)初のマリオシリーズ作品。 基本的にRPGだった前2作とは違い、本作はアクション+謎解きにジャンルが大きく変化している。 舞台がマリオ達の住む世界とは違う次元であるため、世界観も他のシリーズとは大きく異なる点が多く、前2作の小ネタは出てくるが直接的な繋がりは無い。 あらすじ ある日キノコ城が襲撃され、またしてもピーチ姫がさらわれてしまう。その知らせを聞いたマリオとルイージはクッパの仕業だと思い、クッパ城へ侵入。しかし、クッパはピーチ姫について何も知らない様子。では誰がピーチ姫を?その時、突如ノワール伯爵と名乗る謎の人物が登場。ピーチ姫は彼にさらわれたらしい。直後、伯爵は異次元空間への入口を作り、クッパやその部下達、さらにはルイージまでをも吸い込んで行き、去っていった。ただ1人取り残されたマリオは「アンナ」という蝶のような妖精に出会い、ピーチ姫を助けるため異次元の世界へと向かっていった。 システム 前2作『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』は「アクション要素のあるRPG」であったが、本作は本家『スーパーマリオブラザーズ』のような「横スクロールアクションにRPG要素がある」という風にゲーム性が大きく変更されている。 本家と同様、2ボタンでジャンプし、クリボーやノコノコと言ったお馴染みの敵を踏みつけて倒して進む。ただし「Bダッシュ」は存在しない。(*2) 敵にはHPが数値として設定されており、マリオもスコア(経験値)を稼ぐことでレベルアップ、HPや攻撃力が上昇するというRPG要素も残されている。 初代での裏技の代表格「無限1UP」を模した箇所も存在し、高スコアを稼ぐことができる…と思いきややりすぎるとスコアを逆に引かれる(*3)。 レベルが上がるとHPなどが全回復する。100階ダンジョンなどでは重要な回復手段となる。 フィールド上における謎解き要素も多い。 後述する次元ワザ、フェアリン、キャラの切り替え、アンナのスキャンなどの要素を駆使してギミックを解いていく必要がある。ゲーム的にはアクション要素よりもむしろこちらがメインと言える。 当然「紙」らしい演出・システムも健在。 収集要素として味方や敵キャラのカードを集める事が出来る。 カードはカード屋で買える他、特定の場所で入手出来る。 単なる収集要素だけではなく、雑魚キャラのカードは集めた枚数に応じてそのキャラに与えるダメージが増加するため攻略の助けになる。 次元ワザ 基本的に冒険中のステージは2Dだが、マリオ使用時のみ「次元ワザ」(ステージを2Dから3Dにチェンジさせる)が使える。 3Dになったステージは敵も障害物もペラペラになって当たり判定が無くなる他、2D時は背景だったものが足場になったりする。 一見進めないような道や避けられないような敵でも、次元ワザを使うことで簡単に進むことができる場面も多く、本作の基本にして最重要システムになっている。 3Dになっている間はゲージが減っていき、ゼロになるとマリオがダメージを受けるので連続使用はできない。 仲間 本作ではマリオ、ピーチ姫、クッパ、ルイージの4人を状況に応じて使い分けることができる。当然各キャラごとに特技が違い、使い勝手も全然違う。 マリオ 前述の次元ワザを唯一使える。能力的には可もなく不可もないと言ったところで、使う機会も多い。 ピーチ姫 ジャンプボタンを押しっぱなしにすると、パラソルを開いてゆっくり降下することができるので、幅が広い穴でも飛び越えることができる。しゃがむとパラソルで身を守るので防御力も高いが、足はマリオやルイージに比べて遅い。 クッパ 攻撃力が他のキャラの2倍で、しゃがむと炎を吐いて攻撃もできる。ただし足が最も遅く、梯子が登れないなど機動性は低め。 ルイージ スーパージャンプという攻撃力2倍の大ジャンプ攻撃が可能。通常のジャンプもマリオより大きく、そして滑りやすい。4人の中で加入がステージ7と最も遅い。(*4) スーパージャンプは下から敵をつき抜けてダメージを与えられる。 アンナ マリオ達の旅に同行することになる虹色をした蝶型のフェアリン。他のフェアリンと違い、常にプレイヤーに追従するため切り替える必要がない。 Wiiリモコンを画面に向けるとスキャン画面になり、ポインタを合わせることでアンナの「真実を見通す能力」により、オブジェクトやキャラの解説をしてもらえる。従来の「ものしり」の発展系のような能力。 敵のHPや攻略情報が教えてもらえたり、脇役の裏設定が知れたりする他、隠された扉を発見したりとこの能力を駆使しないと進行できない場面も多い。 フェアリン 冒険を各々の能力でサポートしてくれる妖精のようなもの。基本的に冒険の途中で仲間になるが、中には条件を満たさないと仲間にならないフェアリンもいる。性格、言動ともになんとも奇妙な奴らだが…。(*5) 今までにもあった「ハンマー」「爆弾」などのアクションは彼らに依存することになる。 詳細は後述するが、このただのお助けキャラに思えるこのフェアリンたちにも詳細な設定が存在する。 その他 収集要素は健在。 キャラクターデータは解析ではなく「カード」というアイテムの収集に変更、基本的にカードショップで購入するかどこかで拾うかして入手する。ちなみにマリオ達のカードを始め、前作のキャラクターのカードもある。 初代からの収集要素でもある料理は今作でも健在。(*6) 評価点 アクションアドベンチャーとして安定した出来 アクション面は『スーパーマリオブラザーズ』よろしくオーソドックスな横スクロールアクションなので取っ付きやすい。HPがライフ制でゲームオーバーになりにくいので難易度も低めと、アクションが苦手なプレイヤーでも安心。 また「次元ワザ」を使えば敵を簡単に避けられる部分も多いので、工夫次第でさらにプレイしやすくなる。 謎解きアドベンチャー部分も、『ゼルダの伝説』シリーズを彷彿させる頭を使ったギミックが豊富。難易度も難しすぎず簡単すぎない程度。 相変わらず独特で魅力的な世界観とグラフィック 「紙」をテーマにした演出や世界観の魅力は相変わらず。本作はそれに加え、幾何学模様がデザインのメインモチーフになっており、さらに味のある雰囲気になっている。 キャラクター 敵キャラの「ザ・伯爵ズ」は旧作キャラのように非常に魅力のあるキャラクターの集まりとなっており、人気も高い。 一見ただのコミカルな連中にしか見えない彼らだが、それぞれ独自の行動理念・理想が存在し、それぞれに物語や設定が組まれている。またペーパーマリオらしいシリアスな面や裏設定もあり、ただの悪党の集まりではない。 ちなみに、このザ・伯爵ズという名前はメンバーの一人のドドンタスだけが使っている名称なため、正式なチーム名と決まっているわけでもない模様。 メインキャラ以外にサブキャラ・モブキャラも濃すぎるくらいしっかりキャラが立っており、ストーリーが進む毎にセリフも細かく変わる。 賛否両論点 前2作において既にマリオシリーズの中でも異彩を放っていたペーパーマリオシリーズだが、本作は前2作を遙かに上回るシリアスかつカオスな要素が満載。 本作のテーマはずばり「愛」。この時点でマリオシリーズとしてかなり異質であることが分かる。 さらにワールド毎に「オタク」「文明と自然の共存」「死後の世界」など様々に焦点をあてたシナリオが展開される。 キャラクターの設定まわりが結構『アレ』。 例えばフェアリン。元は古代の民によって造られた『生きた道具』。生きているので自我を持ち自立行動ができ、各自固有の魔術的な能力を持つ(作中のサポート能力がそれ)。 + その実態は 実は元人間。故に道具として扱われることに不満を持ったフェアリンたちが反乱を起こしたことがあった。そのことに危機感を覚えた当時の人間の手によって、2度と逆らえないように手を施された。彼らの発言、思考がファンキーでクレイジーで奇妙奇天烈なのは前述した通りだが、そうなってしまったのは要するに頭を弄られまともな思考能力を奪われてしまったからである。 他、ザ・伯爵ズの面々やレギュラー以外のサブキャラクターの来歴や末路なども濃い。 ただの一般人もアンナの力で調べると中々アレな過去が語られたりする。そのあたりは『マリオストーリー』からの伝統でもあるのだが。 「コントンのラブパワー」なる暗黒エネルギーがこの物語の始まりを招くきっかけとなるのだが、そもそも このゲーム自体が相当混沌としている 。 + その混沌具合の一例 ゲーム開始後、最初のデアールの頼みを断り続けるといきなりゲームオーバーとなる。 冒頭で仙人の所へ行き、次元ワザを教えてもらうのだが、その際「勇者だから武器や技をタダでもらえると思うな」と説教され、とんでもない額のコインを要求される。 物を割ったことで借金まみれになり、地下王国のような場所で借金仲間達と拷問染みた肉体労働をするはめに。 途中、ザ・伯爵ズメンバーの一人「マネーラ」の変身シーンがあるのだが、その描写がややグロい。更には「グギッ」というリアルな効果音のおまけ付きで、マリオゲーらしからぬ不気味さがより増している。 あるキャラが自身の偽物から逃げるために一時避難する。それはいいのだが、その避難場所がよりによって便器の中。しかもこのキャラは女性である(なので隠れる場所も女子トイレ)。 その後、偽物と本物の区別がつかなくなったところで、本物を見分けるという名分でいきなりシリーズ恒例のクイズショーに移行。いくら恒例とはいえ…。 なお、偽者の変身能力は完璧で、一見するだけではまったく本物と見分けがつかない厄介な代物なのだが、前述のように本物が便器に隠れていたことが伏線となって、 本物を見分ける非常に分かりやすいヒント へとつながるという、あんまりなオチ。 ステージ3-2途中で登場する超巨大ゲッソー。こいつの弱点は一本だけ色の違うゲソである。 全くの余談だが、イカ系の生物の生態は結構変わっていて、雄のゲソ10本の内1,2本は交接腕と呼ばれる特殊なものになっている。ん? 更に言えば、そのゲソを初めて攻撃すると「そこはカンニンや」というアレな発言をする。 カメレゴン。今回(に限らずスーパーマリオシリーズ全体と言っても過言ではない)で最大の迷ボスキャラクター。異常なまでに彼に関する描写が濃い。ピーチとのイベントはある意味本作のカオスさを象徴するイベントである。 どういうキャラかというと、一言で言うと絵に描いたようなヲタク。任天堂のキャラクターとしては極めて異質(*7)である。しかし、割と生産的なヲタクらしく、古城を改造して色んなロボットを作ったりもしている。 その他、彼の部屋には過去作の仲間キャラのグッズが並べられている。 彼とのボス戦前の会話は恋愛シミュレーション風になる。テキストもやたら多く、選択肢にそれぞれあるあたり無駄に手の込んだ仕様である。 自前のカメラの性能自慢を独り言で言うシーンがあるが、これも何故か10種類も存在する手の込みよう。大半のプレイヤーは全部見ずに終わる しかもこの自慢、やけに詳しく「F値」「ノイズリダクション」といった専門用語を使いまくる。 なお、ゲームクリア後には行いを改めており、とある重要な機能を復帰させてくれる。必ず立ち寄ろう。 あるワールドでは突然宇宙に放りだされる。酸素が無いので宇宙ヘルメットの代わりに金魚鉢をかぶって宇宙へ……(*8) さらにその宇宙にある公衆便所では紙が切れて立ち往生したまま数百年そこで過ごすはめになったキャラが登場。しかも、いざ便所から出てきてみれば、そもそも便所という施設自体を必要としそうにないキャラだったりする。 一向に客が来ないコンビニが登場する(マリオの世界観ではその存在自体が十二分に異質である)のだが、その立地がこれまた無人の星。まあ宇宙に公衆便所があるのもおかしいのだが、何故そんなところに…(*9)。 ちなみにこのコンビニ、売り物がチョコバー3種類だけ。有人の地に店を構えたとしてもそりゃあ客は来そうにない。 終盤、とある中ボスに「いざ、往かん」とばかりに意気込んで勝負を挑んだら何故か戦闘がRPG風。 ドラクエっぽいなどと言われることもあるが、インターフェイスは『MOTHER』に近い。 同じく終盤ある3人の人物を探すことになるのだがそのうちの1人の隠れ場所がまたもや公衆便所。 ゲームの心得を教えてくれる一般人に「困った時は人に聞け」「それが駄目なら攻略本」「それでもダメなら売っちまえ」と言われ、終いには「つまらないゲームをやるのは時間の無駄」と言われる。クソゲーに対する批判だろうか?…さすがに本作に対する自虐ではないと信じたい ちなみに他にも「攻略本を買え」と言う人がいたりする。宣伝? 本編攻略に必須ではないフェアリンを入手するためのサブイベントがあるのだが、途中「この面倒なお使いイベントを…ゲフンゲフン」というメタなセリフがある。 その他、ザコ敵がこちらと同様に無敵アイテムを使ってくる、急に脳トレが始まる、途方も無い数の敵を相手に1対1で対決する事になった際にプレイヤーの心境をメタ台詞で煽ってくる、技が決まると八秒程のやたら長い決めポーズを取ってくるボスが居る…など枚挙に遑がない。 もはやお約束の 緑のヒゲ ことルイージの扱い。スタッフも相当お気に入りなのか 可愛がりに磨きがかかっている 劇中での描写が濃い。 過去のペーパーマリオシリーズではそこまで酷い扱いを受けていなかった。ルイージがとにかく酷い扱いをされるのはマリオ&ルイージRPGシリーズの方であったのだが、そちらのノリがこちらに より凄まじい扱いになって 輸入された格好である(マリルイと違ってこちらはルイージが喋るということも)。 ただし、敵を踏んで倒すというシステム上、ジャンプ力が高くスーパージャンプも可能なルイージはマリオよりは使い勝手が良い。その点では優遇されている。そしてペーパーマリオシリーズで唯一ルイージを操作できるゲームである。 と、これだけでは半分にも満たないほど。 この重いんだか軽いんだかわからないシリアスなストーリーとカオスなギャグ(?)要素が新たに熱烈なファンを生み、同時に旧作のファンからは首を傾げられることになった。 問題点 相変わらず移動のテンポが悪い。 移動速度を大きく上げるフェアリンもいるが、入手するには100部屋ダンジョン(表)をクリアしなければならず、中々面倒。 ステージ2-1クリア後に100部屋ダンジョンに入れるようになるため、頑張ればすぐに入手できる。しかしその間にレベルアップしすぎて本編がヌルくなる恐れもある。(*10) これまで同様、近道の土管はあるが、街中の移動にしか使えない。 ハザマタウンとウラハザマタウン、2軒あるカード屋、2人いる料理人などの間を行き来するのも非常に面倒。従来作では1~2個の食材を1人の料理人が料理してくれたが、本作では食材が1個の場合と2個の場合で料理人が別になったため明らかな劣化となっている。 4人のキャラを操作できるが、クッパが強力すぎて他のキャラが移動時くらいしか使えない。 冒険中手に入る「ミニみ」というフェアリン(操作キャラを小さくする能力を持つ。小さくなっている間は敵に気付かれない。)を使って火炎放射をしているだけで簡単に雑魚を倒せてしまう(具体的には小さくなる→敵にある程度近づく→火炎放射→炎に触れた敵が自滅)。 しかしボス戦時に小さくなるメリットはほとんど無く、クッパでは進めない場所や倒しにくい敵も多く存在するため、「ミニみとクッパのみしか使えない」というわけではない。 ちなみにボス相手にはクッパよりも浮遊して連続で踏めたり、ガードが出来るピーチの方が有利な事が多い。 新規キャラクターの造形の好みが分かれる。 異世界が舞台だからか全体的にカクカクした直線的なデザインが多く、丸みのある形をしたキャラクターは全体的に少ない。これだけでも本作の異質な雰囲気を占めているといってもいいぐらい。 一方でノワール伯爵のように「カッコイイ」と好評なキャラもいる。 いつものマリオのキャラクターはクリボーやノコノコなどのクッパ軍団を除きほぼ出てこない。冒頭でキノピオが出てくる程度。(*11) 従来のシリーズに比べコインが貯まりにくく、物価が高い。 特に攻撃アイテムの値段が跳ね上がっており、使うのが躊躇われる。 敵を倒した際に出すのはだいたい0~4コイン。一方アイテムの値段は基本となるものでも30コインは下らない。 なお、きらめくパンジーさんを使って簡単にコインを稼げる方法があり、それを使えばコインには困らなくなるが、そうすると今度は999コインまでしか所持できない点がネックとなる。 仕掛けの演出が過剰で、若干イライラを引き起こしかねない。 特にタワーに上るエレベーターの演出は長い割にカットできない。モドルドカンを使ってワープした方がエレベーターに乗るより早い。 アクション面の難易度が低い。 敵の体力や攻撃力がかなり低く設定されており、道中に回復が多く配置されているため、よほどアクションが苦手でもない限りそうそう死ぬことはない。 敵の攻撃力についてはステージ1~3あたりは攻撃力1~2、ステージ4~5は3、ステージ6~8は4程度。もう少し上げてもよかったのでは… あらゆる攻撃が効かず爆弾を飲み込ませるしかない敵や、倒さない限り延々とクローンを量産し続ける敵、やたら攻撃時のSEが大きい敵などいやらしい敵もいる。 ただし過去作と違い、ステージ攻略中に宿屋や回復ブロックが一切ないなどいつでも何度も回復出来る場所はない。 また、後半は攻撃力が2倍になるアイテムが店売りで簡単に入手できるため、ボス相手でも瞬殺可能。 ボスが全般的に弱い。 前述したように従来のマリオにRPG要素が半端に残っている所為もあるのだが、HPが低く、それに加え無敵時間が無いため、割とすぐ倒せるボスが多い。特にエルガンダーは演出とステージの都合上、輪をかけて酷いことになっている。一応HPは他に比べ高めに設定されているが、それでも状況的に足りていない(*12)。 マネーラやドドンタス(3回目)(*13)やノワール伯爵(*14)のように比較的強い中ボスやボスもいるのだが、それでも大体ごり押しが通用してしまう。 ラスボスの最大攻撃力が何とたったの6。前座の方が高いが、それでも8しかない。 謎解きで詰まることがある。 ステージ中、様々な謎解き的ギミックが存在し、ある意味このゲームの最大コンテンツでもあるのだが、こうした謎解きは詰まると先に進めない。難易度は決して高くないが、数が多いので、詰まることも。 一応、救済措置も存在し、ハザマタウンのある店でコインを支払うとヒントをくれる。が、ステージによってはハザマタウンに戻れなくなることもあり、そういったステージでは自力で謎解きをクリアしなければならない。 クリア後のやり込み要素が少ない。 表裏含めた100部屋ダンジョンもモノノフ王国100人抜きも前述の方法で簡単にクリアできるため、達成感があまり無い。 100部屋ダンジョン(裏)は2回クリアしないとボスと戦えない。初回は100部屋目にたどり着いても何も起こらず、もう一回ここまで来いと言われるのみ。 100部屋ダンジョン自体の難易度は前作『ペーパーマリオRPG』よりもかなり簡単になってはいる。 ただし、100部屋ダンジョン(裏)のカゲ敵たちは手強く(*15)、ひじょうしょくを大量に持ち込まないとクリアが難しかったりする。 一応他にも「カード集め」「宝探し」などのやり込み要素が存在する他、クリア後にしか行けない場所もある。 サウンドテストの仕様が不便。 クリア後のハザマタウンのバーに現れる「キュービィ」に話しかけ、10コイン払うことでゲーム内の音楽を鑑賞できるのだが…実質的なサウンドテストであるにもかかわらず自分で曲を選択することができないという謎仕様になっている。 しかもどれが流れるかはランダム。本作のBGMはおよそ80曲以上収録されているため、全て聴こうと思ったら約900枚ものコインを稼いでこなければならない。なおほんのわずかだがBGMの抜けがある。(ヘルワンワン戦の中ボスの「きょうてきあらわる」のアレンジ曲など。) そもそも何故サウンドテストにコインを払う必要があるのかも疑問である。バーなのだから普通にジュークボックスで好きな曲を掛ける等の方法でよかったのでは… 一応、全てのBGMを聴き終えるまでは毎回違う曲を流してくれる。またマリオシリーズでは珍しく曲名も付いている。BGM自体も評価が高い。 この仕様は続編の3DS『ペーパーマリオ スーパーシール』にも更に悪化した形で引き継がれてしまった。 + ラスボス及びクリア後について(ネタバレ注意) ラスボス戦でルイージが使用できない。 なんとルイージが洗脳されてしまい、ラスボスになるからである。 上記の通りルイージの加入は終盤のステージ7と遅く、ボス戦で活躍出来るのはステージ7とラスボス直前のノワール伯爵戦だけとなる。 エンディングでのイベントでアンナがノワール伯爵と一緒に離脱してしまい、クリア後の後日談でも復帰することはない。 よってアンナが担当していたスキャン機能が一時的に使えなくなるが、その復帰方法が分かりづらい。(*16) ちなみに、復帰のさせ方とは上記のカメレゴンに会いに行き、彼がアンナを観察して開発したメカ「ジャスミン2世」を買い取る事。 ここにも罠があり、なんと要求される額が999コインと最大値でカウントストップした額。溜まっていなかったら稼ぐ所から始めなければならない。 総評 人気の「ペーパーマリオ」シリーズ第3作だが、「アクション要素のあるRPG」だった前2作から、「RPG要素のある謎解きアクション」にゲーム性がほぼ別物に大転換。 それゆえ従来のRPG路線を期待したシリーズファンからは戸惑いの声も聞かれるものの、単体で見れば一定の完成度を誇る作品である。 ジャンルは変わったものの、どこかブラックな雰囲気や密度の高い小ネタなどシリーズの雰囲気はしっかり受け継がれている。 余談 いままで謎であった「ルイージはおばけが苦手だが、本編のマリオでは全く気にせずお化け屋敷ステージに入れる」理由がフォローされている。
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ペーパーマリオRPG 23-649 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/07/27(木) 13 47 18 ID wuD+OPbP マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。 早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、 彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。 宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、 7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。 同じく宝を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。 マリオの仲間となるのは、 助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」 魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」 田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」 卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」 敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」 妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」 平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」 対して、同じくスターストーンを狙う敵、 機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」 今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」 平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、 様々な冒険、幾多の戦いの中、マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。 遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。 メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフを逃がしてしまう。 その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。 しかし、それは罠だった。マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。 間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。 しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチの姿だった。 かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「カゲの女王」だったのだ。 ピーチの身体を乗っ取ったカゲの女王に、手も足も出ないマリオ。 しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。 想いの力はカゲの女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。 こうしてカゲの女王はピーチと共に倒れ、仲間に別れを告げたマリオはゴロツキタウンを後にするのであった。
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登録日:2012/02/06 Mon 09 38 18 更新日:2024/04/28 Sun 19 22 40NEW! 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 Wii アクションアドベンチャー インテリジェントシステムズ カオス ゲーム シリアス スーパーペーパーマリオ ペーパーマリオ マリオ マリオシリーズ 任天堂 愛 愛すべきバカ達 戦う姫 敵も味方も変な奴 涙腺崩壊 濃すぎるキャラクター性 王道展開 紙ゲー 考えついた人は神 鬱展開 鬱燃展開 黒い任天堂 見方を変えれば、世界も変わる 『スーパーペーパーマリオ』(Super Paper Mario)とは、2007年4月19日にWiiで発売されたアクションアドベンチャーゲームである。 通称「スペマリ」「スパペパ」など。 【ゲーム概要】 N64の『マリオストーリー』から始まるペーパーマリオシリーズの3作目。開発は同じIS(インテリジェントシステムズ)。 Wiiで発売されたゲームだが、元々はGCのソフトとして開発されていた。 タイトルにペーパーとつくだけあって、キャラクターの多くが紙のような2Dの体をしている。 前2作と直接的な繋がりはないが、所々前作ファンがニヤリとするような小ネタが散りばめられている。 このシリーズはタイトル通り「紙」をモチーフにした世界観が特徴であり、キャラクターを横から見ると薄くペラペラであったり、ヒラヒラと舞い降りたりするなどの「紙」である事を利用した演出やギミックも多く、今作も例外ではない。 本作のシステムはRPGからアクションに転換したため好みは分かれるところだが、「個性的なキャラクターが織りなす物語」「メタ発言やブラックジョークなど黒い任天堂要素」など、従来の作品の「お約束」はしっかり引き継がれている。 カオス度は明らかに前作を上回っており、あるステージでは絵に描いたようなキモヲタが登場したり、急に画面がギャルゲ風になったり、「攻略本を読め」とメタ発言をしてくるキャラがいるなどツッコミ所満載。 ただし、一方でシナリオはかなりシリアスなものとなっている(後述)。 【システム】 前述したように、RPGからアクションに変更された。しかし、スコア(経験値)を溜めてレベルを上げる、レベルが上がると攻撃力とHP(ハートポイント)が増えるなど従来のRPGらしい一面も持ち合わせている。 操作できるキャラクターは4人いるが、HPやスコアは全員共有。攻撃力はクッパのみ他の3人の2倍となっている。 このゲームの売りに「次元ワザ」というものがある。 基本的に2Dで進行する(ファミコンやスーファミのマリオなどを想像して欲しい)のだが、マリオが『次元技』を使うことで画面が90度回転し3D世界になる。 高くて越えられない壁や、怒涛の敵も何のその。『次元技』を使い、3D状態にしてしまえば障害物のすぐ横をすんなり抜けてしまえるのだ。 作中ではこの次元ワザを使うギミックが多く存在し、これを使わなければ発見できない通路やアイテム、キャラクター等も多い。 この次元ワザ、障害物や敵を避けたり何かと便利だが、時間制限があることに注意。ゲージがなくなるとHPが1ずつ減ってしまう。 一応「マリオのカード」を入手することでゲージが減らなくなるが、入手はエンディング後になるためあまり意味はない。 敵の中にはマリオと同じように次元を切り替え攻撃してくるものや2D・3D両方の世界に対応している立体の敵もいるため、とりあえず次元ワザを使えば安心というわけではない。 また、本作では「フェアリン」という意思を持った道具たちが手を貸してくれる。 クリオやクリスチーヌたちと違い、メインストーリーにはほとんど絡んでこないが性能はよく似ている。 例えば爆弾フェアリンの「ボムドッカん」はピンキーやバレルのような能力を持ち、ペラペラフェアリンの「キえマース」はレサレサやビビアンのような能力を持つ。 そして、操作キャラクターとしてはピーチ姫、クッパ、ルイージの3人が本格的に仲間として参戦。それぞれの個性を生かしたアクションで道を切り開いていくことになる。 各キャラクターの具体的な能力は「キャラクター」の項で。 ちなみに、Wiiリモコンをタイミングよく振ることで「アクロバットアクション」を起こすことができる。 敵を踏みつけたあとにリモコンを振ったり回転させたりすることでボーナススコアが手に入るというもの。難易度の高いアクションほど貰えるスコアも多い。 【ストーリー】 さて、今日は… 「ふういんのヨゲン書」のお話をしましょう ペーパーマリオシリーズは元々個性的で強烈なキャラクター達やドラマチックな物語など、「マリオらしからぬ」要素が人気であり、本作もストーリー部分に非常に力が入っている。 物語のテーマはズバリ「愛」。「世界を滅ぼそうとする悪役に立ち向かう勇者」と一見王道RPGのような物語だが、各ステージでは信頼や家族愛、恋愛、歪んだ愛などさまざまな形の「愛」が描かれている。 敵もまた単なる悪役ではなくそれぞれの信念のもとに戦っており、各人の思いが交錯してキャラクターや物語に深みを持たせている。 これまでと同じく、物語は全て絵本の中のお話という形をとっている。上の「さて、今日は~」は本作のプロローグ冒頭文である。 マリストは「星へのねがい」、ペパマリRPGは「スターストーンと魔法の地図」という本のタイトルだったが、本作は「ふういんのヨゲン書」というタイトル。 ●あらすじ ある日のこと。平和過ぎて暇を持て余すマリオとルイージのもとに「ピーチ姫が拐われた」とキノピオが助けを求め飛び込んで来ました。 「どうせまたクッパの仕業だろう」と、二人はいつものようにクッパ城へ向かいます。 ところが、クッパは何も知らない様子。そこへ現れたのは「『黒のヨゲン書』に選ばれしヨゲンの執行人」と名乗る怪しい男、ノワール伯爵。 彼はピーチ姫やクッパ、その部下たちやルイージを謎の結婚式場へと連れ去ります。 伯爵の部下、ナスタシアの力によりピーチ姫は無理矢理愛の誓いの言葉を言わされ、クッパと結婚させられてしまいます。 その時、突如誕生したのが「コントンのラブパワー」なる禍々しいチカラ。 交わることのない「清らかで美しい姫」と「猛々しく恐ろしい魔王」が愛の誓いを交わすことで生まれた邪悪なエネルギーだったのです。 伯爵はそのチカラを利用し、いずれ世界の全てを呑み込むという「次元のあな」という不気味な穴を空に作り出します。 伯爵の狙いは「コントンのラブパワー」を使って世界を破滅させる事だったのです。 一方、一人残されたマリオはアンナと名乗る蝶々のようなフェアリン(妖精)に連れられ、ハザマタウンという街を訪れます。 その街でマリオはデアールという老人から、自分は「黒のヨゲン書」に対抗する為に書かれた「白のヨゲン書」に記された勇者であり、世界を救える唯一無二の存在である事を知らされます。 デアールはこうも言います。世界を救うには、「コントンのラブパワー」に対抗できる8つの「ピュアハート」を全て集めなくてはいけないと。 果たしてマリオはノワール伯爵の野望を阻止する事ができるのでしょうか。 世界の運命をかけた冒険が今、始まるのです。 【キャラクター】 今作はいつものマリオシリーズのキャラクターはほとんど登場しないが、カクカクとした不思議な造型のキャラクターが多く登場する。 メインキャラクターはもちろん、町の住民などモブのキャラクターにまで無駄に強烈な個性が設定されており、アンナのチカラを使うことでプライベートな情報を知ることも可能。 ○主人公とその仲間たち マリオ お馴染みの世界的に有名な赤い配管工。今回は「白のヨゲン書」に謳われし伝説の勇者。 ヨゲン書には「赤い帽子に青いツナギ、フサフサのヒゲのオトコ」と書かれていた。 台詞は相変わらず一切無いが、台詞はアンナが代弁することが多い。勿論本人にも意思はちゃんとあり時には何でそんな事考えるんだよという選択肢も出てくることも。 最初はジャンプ攻撃くらいしか特徴がないが、最初のステージでジゲン仙人ア・ゲールからこのゲームの持ち味である「次元ワザ」を教えてもらう。 また、小さなことだがしゃがみ移動ができるのも特徴。(他のキャラは十字ボタンの下を押してもしゃがめない) ピーチ姫やルイージを助け出すため、そして世界を救うために波乱万丈の旅に出る…のだが、異世界の人々からはやたらと外見を貶められることが多い。 ハザマタウンの少女からは「おもしろいかっこう」、カメレゴン城の扉から「醜いおっさん」、マネーラからは「むさいヒゲ」、ロック人からは「デッサンの狂ったオッサン」等々…。 とはいえ、世界を救った後は各地で褒め称えられ感謝されるので少しは救われる…と思いたい。 ピーチ 「つよいのは気だけじゃないわ…あまりふざけたことを言っていると最後には怒るわよ!」 お馴染みのヒロインで、キノコ王国のお姫様。今回はクッパではなくノワール伯爵によってさらわれる。 黒の予言書には「清らかで美しい姫」と書かれており、コントンのラブパワーを生み出すために伯爵によってクッパと結婚させられる。 彼女自身はかなり抵抗したのだが、ナスタシアの催眠術には逆らえずイヤイヤながらも愛を誓ってしまう。 本人は自分のせいでコントンのラブパワーが生まれてしまい、世界が危機に陥っていることに責任を感じているような発言もする。 結婚式の後は敵の本拠地である暗黒城で目覚める。一度追い詰められるも、ある人物の介入によってハザマタウンへ飛ばされ、マリオの仲間入り。 サンデールによるとヨゲンに謳われし「四人の勇者」のうち彼女は二番目。パラソルを使って長距離を滑空したり、敵の攻撃をガードしたりと戦闘力は意外に高い。 普段は姫らしくおしとやか…なのだが、図々しく求婚してくる相手に爆弾を投げつけたり、オバサン扱いしたマネーラをタイマンでぶちのめすなど怒ると怖い一面も描かれている。 クッパ 「たのまれるまでもない。ワガハイは自分の世界を守る。…ただ、それだけだ」 お馴染みの大魔王で、マリオの永遠のライバル。ピーチ姫と無理矢理結婚させられるも、本人はノリノリで上機嫌。 その後はステージ3の「カクカク平原」に部下共々追いやられるが、たまたま見つけた古い砦に住みつき暮らしていたところマリオとばったり再会。 世界を救うため協力してほしいという頼みを一度は突っぱねるが、「いずれ自分が支配する世界を滅ぼさせないため」&「囚われの部下たちを助けるため」に、マリオと手を組むことに決める。 大魔王のくせに四人の勇者の一人であり、攻撃力は他キャラの2倍でボス戦では大活躍。 ヘびードンやミニみなどのフェアリンと相性がいい。更に炎を吐くことも可能。 欠点は足が遅いことと体がでかくて狭い所では邪魔になること。足の遅さはノッテこーと組み合わせることである程度は解消できるが…。 アンダーランドでは誤解して襲ってきたりもするが、最終決戦では追い詰められたマリオに「何度でも我輩に向かってくるいつものガッツはどうした!」と活を入れるイケメン。つまりツンデレ ルイージ 「う、うわ~~!! にいさん、助けて~~!!」 ご存知、マリオの弟で永遠の二番手。冒頭で伯爵にさらわれ、結婚式場の大爆発に巻き込まれいきなり行方不明に。 その後しばらく音沙汰無いが、物語も大分後半に入ったステージ7のアンダーランドで兄と再会。ようやく仲間入りする。 ヨゲンに謳われし四人の勇者の最後のひとり。ジャンプ力は一番高く、スーパージャンプの頭突きは攻撃力2倍。欠点は足が滑りやすいこと。 ペパマリシリーズらしく相変わらずルイージいじりは酷く、異世界の住民からは「冴えないモヤシっ子」「影の薄い緑のヤツ」など散々な言われよう。 だが…。 実は本作におけるラスボス(の一部)。 アンナ 「こうしてアナタといると、はじめて出会ったころを思い出すわね」 真実を見通す力を持つフェアリン。ピュアハートの存在を感じ取ることができるため、マリオの相棒として共に旅に出る。 虹色の蝶の姿をしている。名前の由来は「案内」だろう。本作のヒロイン(?)。 クリオ、クリスチーヌと同じ能力を持ち、Wiiリモコンを画面に向けることであらゆるもの(キャラクターから障害物まで)を調べることができる。 最初はクールな性格だったが、カメレゴンから助けられてからは次第に心を開いていく。マリオのことを大切に思っている。 ラブエルからはマリオたちとの仲をからかわれてしまった。ちなみに騒がしい人(ドドンタスみたいなタイプ)が苦手。 デアール曰く、彼女は元々は人間とのこと。何者かに呪いをかけられハザマタウンに流れ着いた次元の漂流者だったらしい。 息絶える寸前の彼女をデアールは先祖の文献を元にフェアリンへと変えたようだ。その際これまでの記憶を全て失ってしまった。 彼女の正体及び過去のエピソードが、本作のストーリーの根幹に関わることになる。 フェアリンたち ※ここではアンナ以外のフェアリンを紹介する。 意思を持った道具たち。遥か昔、古代の民によって作られた存在。勇者にチカラを貸すために世界各地で眠りにつき待っている。 喋り方や性格は非常に個性的かつ奇妙であり、名前もカタカナの中に1文字だけ平仮名が入っておりこれまた奇妙。 ステージ中には彼らの力を使わなければ進めない場所が多く、またボス戦では特定のフェアリンを使うことで非常に楽になるものもある。 ●トるナゲール 手のような形をしたフェアリン。モノを掴んで投げることができる。 トゲがなければどんな敵も持ち上げられる。ただしボス相手は少し難しい。 ●ボムドッカん 爆弾に変身することができるフェアリン。物を破壊するだけでなく攻撃も可能であり、100部屋ダンジョンでは大活躍。 ●キえマース ペラペラになって姿を消すことができるフェアリン。スリリングな体験が大好き。 前作のペーパーモードのように細くなれるだけでなく、じっとしていれば無敵という凄い能力。 ●ヘびードン ヒップドロップができるようになるフェアリン。仲間入り時にはマリオたちに入念なボディチェックを施してくる。 火力二倍のヒップドロップが強力であり、ボス戦の申し子その1。クッパのズッ友。 マリオの次元ワザと組み合わせて無限ジャンプ出来るバグ技がある。 ●ノッテこー 直方体の展開図のような姿のフェアリン。リフトに変身してトゲの上でも進めるようになる。 こちらも鈍足のクッパと相性がいい。クッパの火炎と合わせて無限ジャンプ出来る裏技がある。 タイムアタックの申し子。 ●メクるルン 空間の一部をめくることができるようになるフェアリン。宇宙のトイレに100年間も籠っていた。 敵を回して怯ませるだけでなく、一部のギミックやお宝探しにも使える。 ●ハまハンマ ハンマーに変身するフェアリン。硬いブロックを砕いたり、敵を攻撃できる。喋り方も性格も体育会系。 リーチは短いが、ボムやヒップドロップと違って癖のない攻撃モーション。ボス戦の申し子その2。 ●ミニみ マリオたちを小さくすることができるフェアリン。アンナ以外では唯一の女の子で、詩的な表現が得意。 良くも悪くも癖が強いフェアリンの中で比較的まともな常識人。 ●バーリやー バリアを張ることができるフェアリン。仲間にしなくてもクリア可能。カメレゴン城へ行くためのヒントをくれる。 飛び道具を反射するだけでなくバリアで攻撃することも可能。 ●ダダっシュ ダッシュができるようになるフェアリン。仲間にしなくてもクリア可能。 100部屋ダンジョンの最奥にいるため入手は結構面倒臭い。 ●ぴッキョローン キャラクターに対応した音楽を鳴らすことができるおまけフェアリン。仲間にしなくてもクリア可能。 一見意味はなさそうに見えるが、呪い状態を解除したり、特殊なブロックを壊したり、ヘルワンワンを眠らせる隠れ効果がある。 名前の元ネタは前作のバッジ「ピッキョローン」。 ●??? ED後に登場するキャラ。カメレゴンが作ったフィギュア。 お値段なんと999コイン。能力は… ○ザ・伯爵ズ ※詳しくはザ・伯爵ズを参照。 ノワール伯爵 「クチをひらけ暗黒よ!そして全てをのみこみヨゲン通りけがれた世界をほろぼせ!」 黒の予言書の所有者であり、世界滅亡を目論む謎の男。勇者であるマリオ一行の最大の敵。 口癖は「…でワ~ル」で「ワ~ルワルワルワルワル~」という珍妙な笑い声をあげる。 「ノワール(Noir)」とは仏語で黒という意味。また、悪役なので「悪(わる)」もかけていると思われる。 「ヨゲン執行人」として、ピーチ姫とクッパを結婚させて混沌のラブパワーを手に入れ、次元の穴を創り出す。 その次元の穴の内部に暗闇の城、暗黒城を築き、その最奥部にて待ち構えている。 部下達には「今の世界を消し去った後は、お前達の望む世界を創り出してやろう」と言っている。 テーマ曲は「ヨゲンしっこう人 ノワール伯爵」「はめつをのぞむ者」「おわりへのたたかい」の3つ。 最初は世界を滅ぼそうとするただの悪党のような印象を与えるが、ストーリーを進めると…。 ナスタシア 「伯爵さまの前でみっともないですわ」 ノワール伯爵の側近。グラサンとお団子ヘアの女性。前作のキノシコワによく似ている。 伯爵に絶対の忠誠を誓っており、彼のためならどんな手段も厭わない。 どんな相手も従わせることができる「チョー催眠術」を操る。クッパとピーチ姫を無理矢理結婚させたのは彼女の催眠能力である。 基本的に生真面目なキャラなのだが、どこかセンスがズレている面もあり、自作の応援歌はかなり珍妙。 また部下によく「ビバ! 伯爵!」と言わせている。クッパの部下達も洗脳されるとまず第一にこの言葉を叫ぶ。 ストーリーが進むと、伯爵に考えを改めるよう進言したりと意味深な行動が増えていくが…? なお、伯爵ズの中で唯一テーマ曲が存在しない。 ドドンタス 「勇者だか風車だか知らぬがここはドドーンと通行止めだ!」 伯爵の部下で、ザ・伯爵ズの自称ナンバー1。怪力無双の武人であり、腕力に絶大な自信を持っている。 ハゲ頭にアゴヒゲのおっさん。黒と赤の鎧を着ている。なぜか上半身に対して下半身は貧相で、足は妙に細い。 性格は典型的な脳筋であり、パワーはあるが頭は足りない。物覚えが悪く、マリオをマレオ、「せいばい」を「さいばい」と間違えているなど… しかし伯爵に対する忠誠心は本物。夢は意外にも「争いのない平和で美しい世界を創ること」。 得意技は相手をぶん投げるジャイアント・スイング。技が決まるとドヤ顔で妙な決めポーズ。 テーマ曲は「ぶじん ドドンタス」と「いっくドーーン!」。 マネーラ 「アタシは自分のりそうを実現するために戦ってるの。そのためならしゅだんは選ばないわ」 伯爵の部下。黄緑のツインテールの少女。何にでも変身することができる能力を持つ「モノマネ師」。 あまりに化けるのが上手いので、ときどき自分の本来の姿が分からなくなるようだ。 ネタバレ防止のためか、説明書ではシルエット姿で載っていた。変身するときの掛け声は「まね~ら・ちぇ~んじ!」。 好きなものはイケメンとお金(マネー)、オシャレというワガママガール。特にオシャレは登場する度に衣装が違うというこだわりっぷり。 でも伯爵に対する忠誠心はホンモノ。 戦うときは普段のかわいらしい姿からは想像もつかないほどとんでもない姿に変身するため多くのプレイヤーに恐怖を与えた。 テーマ曲は「モノマネ師 マネーラ」「マネーラ バトル」「アタシ やさしくないの」の3つ。 ディメーン 「ようこそ、セニョール!アーーーンドセニョリータ!心からかんげいするよ」 伯爵の部下。紫と黄色の衣装に身を包んだピエロ。自称「かれいなるみわくの道化師」。 一人称は「ボク」で、口癖は「んっふっふ♪」。「ボンジュ~ル」など、エセフランス語を交えて話す。 戦闘時は「ディメ~ン空間」というものを出現させる。あらゆる能力が256倍になる閉ざされた空間であるが、マリオ達の能力も256倍になるため特に意味はない。 キラキラとした魔法弾をぶつけてきたり、分身したり、結界に閉じ込めて爆殺するなど多彩な攻撃方法を持つ。 とらえどころがなく何を考えているかよく分からない人物。時折マリオたちを試すような行動が見られるが…。 テーマ曲は「みわくの道化師 ディメーン」「イッツァ ショータ~イム!」の2つ。 ミスターL 「赤いからって強いと思うな!カクゴしろっ!」 ザ・伯爵ズの新入り。両ヨゲン書には「ミドリのオトコ」として書かれている。 緑の帽子にヒゲと、どこぞの誰かさんにひどく類似した外見。一体何イージなんだ… 自称「ミドリのいかずち」あるいは「ミドリのきこうし」。素早い動きと高いジャンプ力が特徴。 新入りのくせに一番態度がでかく、他メンバーを馬鹿にするような発言が目立つ。伯爵のことも呼び捨てにしている。 自作のすっげぇキモいデザインのロボット「エルガンダー」「エルガンダーZ」に乗り込み襲ってくる。 テーマ曲は「ミドリのきこうし ミスターL」。 【ステージ】 ●概要 今回の舞台はキノコ王国ではなく異世界。4コース×8ステージの構成で各コースにはサブタイトルがある。 コースをクリアする→ボスを倒してピュアハートを入手→ハメールストーンにはめる→次の世界へ…という手順を繰り返してステージを進めていく。 以下、各ステージについて紹介。 ハザマタウン&ウラハザマタウン 次元と次元の狭間に造られた街。マリオ達の冒険の拠点となる。 古代の技術がふんだんに取り入られており、デアールすらも知らない謎が多く隠されている。 地上部は3層、地下部は2層構造。ただし地下2階は居住区ではない。また、外部にはモンスターも生息している。 巨大な塔、ハザマタワーのてっぺんには各ステージへ通ずる次元のトビラが開かれる。 「ものごとは裏表がある」ため、表裏の二層構造になっているらしいが、大半の住民はこのことを知らない。 また、オモテとウラの住民は外見こそそっくりだが性格やセリフが対になっている。 (例えばオモテではこの街を愛する人物が、ウラ側ではこの街をダサいと嫌う人物になっていたりする) 「エレベーターはあるのに階段はないなんてヘンな街」と突っ込んでいる住民がいる。ごもっともである。 ステージ1「ラインラインランド」 かつて古代の民が暮らしていたという世界。 まずは次元ワザを教えてもらうところから始まり。最初のステージというだけあってややこしい仕掛けもなく簡単に進める。 平原のラインラインロードを抜け、ラインラインマウンテンという山脈やコダーイ砂漠を越え、コダーイ遺跡へと続く。 隠しフェアリン「ぴッキョローン」入手のおつかいイベントでは何度もこのステージを往復させられる。 ステージ2「トワイランド」 黄昏の国。名前の由来はトワイライト。とはいえこのステージの3/4はサンデールの館である。 2-3では借金返済のためタコ部屋に押し込められ働かされるためこの館のBGMが妙に耳に残った人もいるのでは? 2-4では不気味な姿に変身したマネーラにしつこく追い回されるトラウマもののイベントもあり。 ステージ3「ピクセランド」 全てがドット(ピクセル)でできた世界。地名も「カクカク平原」「ドットドット海」「タイルタイルツリー」などそれっぽい。 このステージは初っ端からアンナがさらわれてしまうため、彼女の力を使うことができない。 3-1は初代「スーパーマリオブラザーズ」のオマージュが各所に見られる。クッパが仲間になるのもここ。 3-4はキモヲタことカメレゴンの城。ある一室にはレサレサやビビアン、チビヨッシーやプニ族など過去作キャラのフィギュア・ポスターが! ステージ4「大宇宙」 ステージ4にして宇宙ステージ。スーパーマリオギャラクシーは関係ない。 初突入時には息ができないため強制的にハザマタウンまで戻される。前2作では生身で宇宙に行ったのになにを今更…… その後金魚鉢を宇宙用ヘルメットにして突入することになる。入ったらすぐ装着するんだぞ!振りじゃないぞ! 宇宙人の子供タマラのビームを駆使して進むためシューティングゲームっぽい。 4-2「惑星プラネーン」は呼吸はできるが、重力が小さいため普段よりずっと高くジャンプすることができる。 4-4は宇宙の墓場と呼ばれる不思議な空間「サルガッゾーン」。奥にはどこかで見たことのある緑のヒトが待っている。 ステージ5「ストンストンランド」 ロック人という原始人たちが暮らすプリミティブな世界。 しかしロック人たちは石でできたテレビやラジオ、冷蔵庫などの電化製品を使って悠々自適な生活を送っていた。 だがある時、謎の植物種族ハナーンが現れ、ロック人たちを次から次へと攫って行きこき使う。 マリオたちはロック人のSOSに応え、ハナーンの本拠地に潜入することになる。 前半は地上、後半は地下の洞窟というステージ構成。最後にはどんでん返しが待っている。 ステージ6「モノノフ王国」 ブブドーという武士たちの暮らす和風の国。他の世界よりも破滅の時が近付いているため次元の穴が巨大。 ブブドーを100人倒せるほどの者こそ勇者だという言い伝えにのっとり、ブブドー100人斬りという大会が行われる。 100人も倒さなきゃイカンのかよ…とげっそりするが、初回は20人倒せば済むので安心。 ステージ2の途中でジゲンの穴が開ききり滅んでしまう。滅んだあとの世界は驚きの白さとしか言いようがない虚無の世界。 ステージ7「アンダーランド&スカイランド」 死んだ者が最初に行く場所はアンダーランド。女王ジャーデスによって善人と認められた者が行くのは天空の国スカイランド。 死者たちはモウジャーと呼ばれるが、スカイランドへ行くとエルエル人という天使になる。 7-1はストーリーの都合上、必ず2回訪れることになる。ただし最初に訪れたときはマリオ一人だけ。 それぞれの国を繋ぐ道は「アンダーロード」「スカイロード」と呼ばれる。この道で離れ離れになった仲間たちと再会。 7-4ラストの展開は必見。 ステージ8「暗黒城」 最終ステージ。ほぼ黒と白の二色しかない広大な城。 エリア1~4まであり、各エリアの最後にはザ・伯爵ズが一人ずつ待ち受けている。 ちなみに海外版ではそれぞれエリア1が「玄関」、エリア2が「ロビー」、エリア3が「室内」、エリア4が「ベッドルーム」と名付けられている。 また、一つのコースをクリアするごとに仲間が諸々の事情で一人ずつ離脱していくのも特徴。 いよいよシナリオも大詰め。彼らを待ち受けている結末とは一体? 【寄り道要素】 料理 過去作にもあった要素。今回はハザマタウンの料理家ドロシー&ジェシーに頼んで料理を作ってもらう。 ドロシーは単品料理、ジェシーは二つの食材を組み合わせて作る料理を担当。 料理屋の壁にはレシピを確認できるマシーンが備え付けられているが、見た目はどう見てもDS。 カード コレクション要素。全256種類。ランクは星1つから星3つまで。 ハザマタウンのカードショップはカードふくろからランダムにいずれかのカードが出現するガチャ仕様、ウラハザマタウンでは名指しで欲しいカードが買える。 敵キャラのカードを手に入れると、その敵に与えるダメージが2倍になる。 カードの説明文はネタに走ったものが多い。一部のカードはネタバレに抵触するためかED後にしか入手できない。 ウラ100部屋ダンジョンの宝箱にはクリオからポコピーまでのマリストの仲間キャラのカードがあり、モノノフ王からはクリスチーヌからチュチュリーナまでのペパマリRPGの仲間キャラのカードが貰える。 100部屋ダンジョン 100階ダンジョンではない。ハザマタウンの地下2階にある迷宮。 その名の通り100の部屋から構成されており、ザコ敵を倒して次の部屋への鍵を入手し進んでいく。一つの部屋に5分の制限時間があるため前作よりも難易度アップ。 ボスはステージ1ボスの強化版。倒すと隠しフェアリンのダダっシュが仲間になる。 ウラハザマタウンには表の100部屋を攻略すると挑めるようになる「ウラ100部屋ダンジョン」があり、ここではザコ敵が全て強化バージョンである「カゲ○○」になる。しかも二周しないとボスと戦えない面倒な仕様付き。 ブブドー100人抜き エンディング後にステージ6を訪れると遊べるようになるブブドーたちとの100連戦。 100部屋ダンジョンと違い1対1の対決になるが、その分個々の能力が高く油断しているとダメージもたまりやすい。 幸い25人撃破ごとにエリアクリア=セーブが可能になるのでやり直しは効きやすい。長時間遊べない人も安心。 ゆうぎ場 ハザマタウンの地下にあるゲーセン。通貨は「ハザマネー」という。 神経衰弱の「クルッとピッタンコ!」、テレサをひたすら撃つシューティングゲーム「オバケバスター」、Wiiリモコンを傾けてバランスを取る「ぐらぐらアイランド」の3つ。 ゴールドカードがあると4つ目の「ジャストンハンマー」というゲームが遊べるようになる。 宝の地図 ウラハザマタウンの地図屋から購入できる宝の地図。地図に書かれた場所で特定のポイントをメクるルンでめくるとちょっとしたお宝が手に入る。 レアカードのいくつかはこの宝の地図を使って手に入れるしかないものも。 【関連作品】 マリオストーリー…前々作 ペーパーマリオRPG…前作 ペーパーマリオ スーパーシール…次回作 ペーパーマリオ カラースプラッシュ…次々回作 ペーパーマリオ オリガミキング…次々々回作 スーパーマリオくん…漫画作品。スペマリ編は37~38巻にかけて連載されているが、ギャラクシーの発売が迫っていたこともあり完全にソードマスターヤマト。 追記・修正は愛を叫びながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 世界の崩壊、フェアリンの正体など、可愛らしい雰囲気だけど相変わらず黒い。 -- 名無しさん (2014-02-13 01 42 22) 何気にアクションゲーでルイージが操作できるのは当時はかなり珍しかった -- 名無しさん (2014-05-19 02 56 26) マリオシリーズの中でもRPG系統は黒いネタをガンガンぶち込む。その中でもこれはよく任天堂が許したな、といえるくらい暴走してる。でもここまでやられると逆にすがすがしいレベル。それでいて本筋はまっとうという異様な作品 -- 名無しさん (2014-12-19 19 59 13) もともとGCで発売予定が急遽Wiiになったのは大人の事情か。 -- 名無しさん (2015-02-13 00 01 59) テーマは「愛」なんだよね。-- 名無しさん (2015-05-03 11 02 01) ルイージが仲間になるステージ最後の死神みたいなボスのバックストーリーないのはどうなの -- 名無しさん (2015-05-29 12 29 26) 裏100階ダンジョンを2周制度にした意味がわからない。 -- 名無しさん (2015-09-26 19 18 57) タグに糞ゲーつてあるがこれすげぇ面白いだろ -- 名無しさん (2015-10-11 20 27 28) ↑同意 -- 名無しさん (2015-10-11 20 36 49) ↑2糞ゲータグは確かに外してほしい。まぁ、マリオシリーズとしては異端すぎて賛否両論な作品だとは思うけど -- 名無しさん (2015-11-08 22 23 21) 作風が変わってるだけでゲームは問題なく遊べる出来だしなあ -- 名無しさん (2015-11-25 21 44 05) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2016-08-13 21 30 33) 文句なしに良作だろこれ。ただ、1作目と2作目が好きな人にとってはって感じだけど -- 名無しさん (2016-10-16 18 06 02) いや、ぺパマリからの方針転換を抜きにしてもWiiソフトにしては薄いボリューム、簡単すぎるゲームバランス、マリオの看板を揚げておきながら人を選ぶストーリーと決して万人が文句なしに良作と思うゲームではないと思う…けど自分は大好き -- 名無しさん (2016-10-24 23 31 24) しかし、メイン層が小学生か中学生あたりなのだし、我々のように伝統や細かな難易度等を気にするわけでもないぜ?このツンデレめ! -- 名無しさん (2016-10-24 23 42 41) 実は小学生時代、Wiiを買って、初めて買ったソフトでかつ初めてクリアしたソフトでもあったのだが、これが最初のソフトでよかったってくらい気に入っている。その分悪評を結構見かけるのが悲しいんだよな -- 名無しさん (2017-03-11 12 45 20) スーパーマリオオデッセイのせいで今さらコントンのラブパワーをちょくちょく見るようになって笑う -- 名無しさん (2017-10-18 15 52 42) ミステールの掛け声って履き物にちなんだ物になってたのね(スリッパ・サンダル・草履・地下足袋)。次へ進む第一歩→足を踏み出す→足→履き物…だからかな?(語彙力) -- 名無しさん (2019-07-10 11 34 40) 未だに周回プレイしまくるくらいには好きなゲームだけど前2作と比べたファン達なら文句言うのもなんとなく分かりはする、相手が悪すぎるんだ -- 名無しさん (2020-01-27 17 15 37) ノワール伯爵:津田健次郎 ナスタシア:新井里美 ディメーン:下野紘 ドドンタス:木村昴 マネーラ:花澤香菜 カメレゴン:若本規夫 で再生されたな -- 名無しさん (2020-01-28 19 26 59) 好きなゲームだけど難易度が低すぎるのは同意。操作キャラも場合によってはピーチやルイージの方がいい場合はあるけど基本的にクッパが強すぎてほぼこいつで良いになってしまうんだよね -- 名無しさん (2020-10-08 20 24 20) クイズ大会は前2作にも存在している。マリストでは「第64回」、ペパマリRPGでは「第65回」だったため今回は「第66回」とナレーションされる。 -- 名無しさん (2020-10-19 21 40 35) ↑投稿ミス。66回目のクイズはペパマリRPGの7面でやっちゃってるよね。 -- 名無しさん (2020-10-19 21 43 06) マリオくんのスパペパマリ編は1ステージ1話の間隔で進んでいく時点でだいぶ駆け足だけど本編でも大事な部分な筈のドドンタスの伯爵への忠誠心が無かったことにされたりモノノフ王国がちょろっと触れられただけだったり仲間入りの順番がバラバラだったり唐突にピュアハート全部揃ったりで展開や設定がだいぶ変な事になってたのは確かに否めない。昔のマリオ64編とかオリジナル展開入れてまで細かく描いてくれてただけにその辺は少し残念だった。最終回は良い具合にまとめられてたけど。 -- 名無しさん (2022-03-14 18 28 04) ↑ ギャラクシーが近かったので仕方ない。後、デイメーンがギャグゼロで異質だった(伯爵さえ、暗黒魔法→餡子食う魔法だったというギャグあったのに)。 -- 名無しさん (2023-10-30 23 45 07) 名前 コメント
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ペーパーマリオRPG 23-649 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/07/27(木) 13 47 18 ID wuD+OPbP マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。 早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、 彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。 宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、 7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。 同じく宝を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。 マリオの仲間となるのは、 助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」 魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」 田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」 卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」 敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」 妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」 平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」 対して、同じくスターストーンを狙う敵、 機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」 今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」 平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、 様々な冒険、幾多の戦いの中、マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。 遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。 メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフを逃がしてしまう。 その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。 しかし、それは罠だった。マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。 間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。 しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチの姿だった。 かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「カゲの女王」だったのだ。 ピーチの身体を乗っ取ったカゲの女王に、手も足も出ないマリオ。 しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。 想いの力はカゲの女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。 こうしてカゲの女王はピーチと共に倒れ、仲間に別れを告げたマリオはゴロツキタウンを後にするのであった。
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ペーパーマリオRPG 任天堂 開発 インテリジェントシステムズ ジャンル アクションRPG 発売日 2004年7月22日 価格 5,800円 真剣スレの住人が天界でまったりゲームの話をするスレ37より 569 :名無しさん必死だな :2006/04/08(土) 22 14 14 ID b68toWHd ペーパーマリオは「紙」の世界というのをうまく使ってて面白かったな。 家に入ろうとすると建物の前部が折りたたまれて内部が展開したりとか、 マリオが折り紙の飛行機や船にトランスフォームしたりとか…… 582 :名無しさん必死だな :2006/04/08(土) 23 00 43 ID jWuldviC ペーパーマリオはお芝居っぽさというよりも二次元と三次元が ダイナミックに入れ変わる感じに力点が置かれてる、のかな? 改めて画面写真見たらそれだけででうっとり出来る作品世界…いいっすね… 592 :名無しさん必死だな :2006/04/08(土) 23 11 33 ID b68toWHd 582 ペーパーマリオRPGで芝居っぽさと言えば戦闘シーンだな。 戦闘シーンが舞台になってて、背景の雲なんかは上から吊るされてる。 戦闘が盛り上がると観客が増え、特殊技を使うのに必要なスターポイントがもらえるっていう、 ちゃんとシステムに繋がってるところがまたいい。 観客によっては物を投げてくる迷惑な奴もいたり、子守唄を歌って観客を眠らせる奴がいたり。 地震攻撃をされると背景が倒れ掛かってきてダメージ、別の背景に入れ替わったりとか。 本当に飽きない戦闘だったなあ。
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今日 - 合計 - ペーパーマリオRPGの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時28分50秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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スーパーペーパーマリオ とは、【Wii】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター 味方キャラクター 敵キャラクター アイテム・武器 カード 地名 BGM 関連作品 リンク コメント 概要 スーパーペーパーマリオ 他言語 Super Paper Mario (英語) ハード 【Wii】 メディア Wii用12cmディスク ジャンル アクションアドベンチャー 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ プロデューサー 田邊賢輔北西亮一 ディレクター 川出亮太 プレイ人数 1人 発売日 2007/04/19 (日本) 値段 5,524円(税別) レーティング CERO A シリーズ マリオシリーズペーパーマリオシリーズ 移植・リメイク 【Wii U】? 日本販売数 約57万本 世界販売数 約228万本 【Wii】向けに発売されたマリオシリーズの1本。 ペーパーマリオシリーズの第3作目であり、Wiiでの1番最初のマリオシリーズのソフト。 当初は【ニンテンドー ゲームキューブ】向けのタイトルとして開発されており、2006/08/03発売予定で定価5800円(税込)とゲーム雑誌などで告知されていたが、急遽発売延期。【ドンキーコング たるジェットレース】と共にWii向けのゲームソフトとして改められた。 基本動作は前作までのアクションRPGではなく、本家のような2Dアクションシステムを取り入れている。特徴的なシステムとして「次元ワザ」を使うと2Dが3D空間へと変化する。 世界の滅亡や愛に関するストーリーが主軸となり、前作よりもハードかつブラックな内容。それでいてオリジナルキャラクターの数が非常に多く、当時のオタクを体現させたような人物や思考が歪んだ被検体のような生物が存在すると言った具合に癖まで強い。そのため『マリオシリーズ』としては勿論、ペーパーマリオシリーズとしてもかなり異色な作品になっている。 前述の通りWiiで最初のマリオでありながらマリオ要素が薄く、なおかつ愛を主軸にしたストーリーと、マリオを求めたであろう一般的なユーザーからの評価は得られず、クラブニンテンドーのアンケートではストーリーが面白かったという評価が1%にも満たなかった事が語られており、後のシリーズの転換の原因となった。 また、単純なアクションアドベンチャーとしても、引き算計算式をそのまま引き継いだ上に攻撃力を無尽蔵に上げられるために大味になりやすく、ゲーム部分の評価もいまいちに留まってしまう。 次元ワザの切り替え要素は評価されてはいるものの、全体的に前作の【ペーパーマリオRPG】以上にファン向けな評判となってしまった。 ストーリー またしてもピーチ姫がさらわれてしまう。【クッパ】の仕業に違いないと思った【マリオ】と【ルイージ】はクッパ城に乗り込むが、そこにピーチ姫の姿はなく、クッパはまさに今ピーチ姫をさらいに行こうとしていたとのこと。 すると突然空中から【ノワール伯爵】なる謎の人物と、さらわれたピーチ姫が現れる。取り返すためマリオが立ち向かうも、全く攻撃が効かずに逆にやられてしまう。マリオを倒したノワール伯爵は、クッパとその手下達もさらい、どこかへ消えてしまう。 所変わってここは謎の式場。ノワール伯爵にさらわれたピーチ姫とクッパは、伯爵とその部下により無理やり結婚式を開かされる。結婚の契が結ばれたその瞬間、「コントンのラブパワー」なる禍々しい黒いハートが生み出される。ノワール伯爵の狙いはこのハートであり、「黒のヨゲン書」という世界の滅亡を記した本に則りこれを使って世界を滅亡させようと考えていたのだ。そして伯爵はヨゲン通り「次元の穴」なる世界滅亡を引き起こす穴を出現させてしまう… 一方その頃、クッパ城にひとり取り残されたマリオは、この状況をアンナという謎のフェアリンに説明され、そして自身がそれに対抗しうる勇者のひとりであることを知らされる。 世界を滅亡に導かんとするノワール伯爵達と、それを阻止せんと立ち上がったマリオ達の、次元を超えた冒険が今始まる。 ゲームシステム 次元ワザ本作のメインシステムでありマリオの固有ワザ。視点を2Dから3Dに変えることができ、2Dではただの背景だと思っていた場所が道になったり、巨大な敵を避けて進むことができるようになる。 サーチ前作までのものしりに該当するアクション。Wiiリモコンを画面に向ける事でアンナがサーチモードに切り替わり、画面内の敵や様々な機能を説明してくれる。また、隠された地形や扉を出現させることもできるので怪しいと思ったポイントはすかさずサーチしよう。 フェアリン前作で言うところの仲間アクションに相当する。様々なフェアリンがおり、戦闘で役に立つものから、謎解きに役立つもの、あるいはただの賑やかしなど効果はそのキャラによって変わる。 キャラクター本作ではキャラクターを選ぶことができ、それぞれに固有アクションが存在している。マリオであれば次元ワザ、ピーチであればカサアクション、クッパであればファイアブレス、ルイージであればスーパージャンプがそれにあたる。また、サイズや移動速度など細かい違いもある。 ピュアハート本作の収集品。主にワールドクリア後に手に入る前作までの「スターストーン」や「星の精」に当たるアイテム。前作までと違う点は、次のステージへの扉が、拠点であるハザマタウンもしくはウラハザマタウンのどこかにある「ハメールストーン」と言う石にこれをはめないと出てこないと言う点。ピュアハートごとに該当するストーンは決まっており他のハメールストーンにはハマらないので注意。そのため本作では、前作、前前作以上に拠点を探索することが増える。 アクロバット本作のアクロバットは敵を踏んだ直後にWiiリモコンを傾ける事で発動する。振り方次第でランクも変わる。 キャラクター 味方キャラクター 4人の勇者・操作キャラクター 【マリオ】 【ピーチ】 【ルイージ】 【クッパ】一部ステージではボスとして登場。 フェアリン 大きめの宝箱に入っている事が多い。 【アンナ(スーパーペーパーマリオ)】 【トるナゲール】 【ボムドッカん】 【キえマース】 【ヘびードン】 【ノッテこー】 【メクるルン】 【ハまハンマ】 【ミニみ】 隠しフェアリン 攻略に必要のないフェアリンで、入手条件が特殊なもの。 【バーリやー】 【ダダっシュ】 【ぴッキョローン】 【ジャスミン2世】アンナの代替キャラクター。 その他の味方キャラクター 【デアール】 【ウラデアール】 【ア・ゲール】 【クリスタール】 【サンデール】 【タマラ・コロガリーヌ・タマリン】 【ラブエル】 【ジャーデス】 【グランエル】 敵キャラクター 【クリボー】 【テトラ(スーパーペーパーマリオ)】 【ゴロン】 【ノコノコ(ドット)】 ボスキャラクター ザ・伯爵ズとは関係のないボス 【ズンババ】 【キョロル】 【ダイオーゲッソー】 【カメレゴン】 【キング・ハナーン】 【ヘルワンワン】 【シニガミダス】 【ザンババ】 【アルファキョロル】 【カゲ】 【カゲマリオ】 【カゲピーチ】 【カゲクッパ】 【カゲルイージ】 ザ・伯爵ズ 【ノワール伯爵】 【ナスタシア】 【ドドンタス】 【マネーラ】 【マーネ】 【ディメーン】 【スーパーディメーン】 【ミスターL】 【エルガンダー】 【エルガンダーZ】 その他のキャラクターは【スーパーペーパーマリオ】/キャラクターを参照。 アイテム・武器 キノコカンアイテムとして所持する場合のキノコ。ステージ上で出てくるキノコと同じ役割。スーパーキノコカンやじわじわキノコカンなど派生も多い。 コウラでポン巨大なコウラを飛ばす。 スーパースターステージ限定のアイテム。取ると一定時間無敵の巨大なドットキャラクターになる。これは味方だけでなく一部の敵もこれになる。 カード ゲーム中の様々な場所で手に入るコレクションアイテム。 カードを所持している敵に対しては枚数+1の数だけダメージ倍率が増加する。 一覧は【スーパーペーパーマリオ】/カードを参照。 地名 ハザマタウン拠点となるエリア。それぞれの階には人が住んでおり、様々なショップが立ち並ぶ。中央に位置するハザマタワーの屋上には各エリアに通じる扉がある。また、1階にはウラハザマタウンと繋がる道がある。地下には100部屋ダンジョンが存在する。 ウラハザマタウンもう1つの拠点となるエリア。ハザマタウンとは表裏逆になっており、やけにボロボロである。ハザマタウンと連動しているブロックやハメールストーンの一部がここにある他、表とは違う趣向のショップが名を連ねている。ウラハザマタワー最上階には暗黒城への扉がある。地下にはウラ100部屋ダンジョンが存在する。 ラインラインランドワールド1。ラインラインロードやコダーイ村を抜けるとズンババやクリスタールのいる遺跡へと繋がっている。 トワイランドワールド2。サンデールのいる屋敷がある。 ピクセランドワールド3。ドットのような地形でカクカクしている。ドットドット海やタイルタイルツリーを抜けた先にはカメレゴン城が待ち構えている。 大宇宙ワールド4。ヘルメットがないと行くことができない。なぜかトイレやコンビニが点在している。最奥部にはサルガッゾーンなるあべこべな空間がある。 ストンストンランドワールド5。ストンストン村とハナーンの洞窟がある。 モノノフ王国ワールド6。「ブブドー100人切り」という武術大会が開かれている。作中で唯一滅びる世界。なお、ゲームクリア後には戻っており「ブブドー100人切り」にチャレンジできる。 アンダーランド・スカイランドワールド7。アンダーランドはそのまんま地獄でスカイランドはそのまんま天国である。最初は死んでこのステージにやって来ることになり、その後改めて訪れることになる。 暗黒城ワールド8。ノワール伯爵ら「ザ・伯爵ズ」の本拠地。暗黒城の名が表すとおり中も外も真っ黒である。最奥部にはオープニングに登場した結婚式場も存在する。 BGM クリア後にバーカウンターにて10コイン払うと作中に登場する様々なBGMをランダムで流してくれる。 関連作品 【ペーパーマリオRPG】…前作。システムはアクションRPG。 【ペーパーマリオ スーパーシール】?…次回作。ジャンルとしてはアクションアドベンチャーを引き継いでいるが、戦闘はペーパーマリオRPGのようなシンボルエンカウントのコマンドRPGとほぼ同じ。 リンク 公式HP コメント 名前 全てのコメントを見る?
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ペーパーマリオ スーパーシール 概要 あらすじ システム 新要素 問題点 バトルシステム シール関連 ペパライズ関連 バトルのバランス ボリューム・シナリオ関連 キャラクター関連 クリア後、おまけ要素関連 その他 賛否両論点 評価点 総評 余談 ペーパーマリオ スーパーシール 【ぺーぱーまりお すーぱーしーる】 ジャンル シールバトルアドベンチャー 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 任天堂 開発元 任天堂インテリジェントシステムズ 発売日 2012年12月6日 定価 4,800円(税5%込) プレイ人数 1人 判定 シリーズファンから不評 ポイント 過去作にあった要素の廃止ストーリーは紙のように薄い住民や敵キャラもバリエーションに欠けるマリオシリーズらしい+紙を生かした展開に転換 マリオシリーズ及び関連作品の一覧 概要 『スーパーペーパーマリオ』に続くペーパーマリオシリーズ第4作。ペーパーマリオシリーズでは初の携帯機向けのソフトとなる。 初報から3年近く待たされ、5年ぶりの新作となるタイトルで、ファンからの期待は高かった。 だが、その実態は今までのシリーズから大きな転換を狙う内容となっていた。 あらすじ シールの街、ラベルンタウンで年に一回開催される「シールフェスタ」。今回はゲストとしてピーチ姫とマリオもやってきた。 フェスタも佳境に差し掛かった中、願いをかなえるという「ロイヤルシール」が降ってきた。 するとロイヤルシールを我が物にせんと大魔王クッパとクッパ軍団がシールフェスタに乱入してきた。キノピオ達の制止を振り切りクッパはロイヤルシールを入手する。 しかしクッパの様子がおかしい。ロイヤルシールの魔力に憑かれ、「ギラギラ」しはじめ、会場で散々暴れた末にキノコ王国のあちこちでシールを使ったいたずらを始めだした。 マリオはシール星からやってきたという「ルーシー」と共に各地に散らばったロイヤルシールを集め、クッパの暴走を止める新たな冒険に出た。 システム ぱっと見は従来のペーパーマリオに近いRPGだが、謎解きや戦闘などの操作をシールで行う仕様。 前作『スーパーペーパーマリオ』に引き続き、今回も用意されたコースを順にクリアしていく、アクションゲーム寄りの構造になっている。 今作では新たに2Dマリオシリーズで見られるようなワールドマップ制が採用され、コース間の移動も簡素でスムーズなものとなった。 今回は登場人物全てが紙やシールで出来ているという設定。各々のコースも本当に紙やダンボールで作られているかに見えるように設計されており、そういった材質の特徴を取り入れた演出やギミックがこれまでのシリーズ作より更に増えている。 新要素 バトルシール 今作では、基本攻撃やFP(*1)の概念が存在せず、手持ちのバトルシールや後述の「モノシール」を消費してハンマーやジャンプ、特殊攻撃を行う。 つまり、通常攻撃ですら消耗品。ただし入手量は多く、無駄遣いしなければ完全に底をつくということは少ない。 バトルシールはコース上で拾ったり、ショップで買ったりして集めることができる。 今作ではマリオのRPGシリーズではお馴染みのアクションコマンドシステム(*2)を再び採用した、のだが……(後述)。 モノシール 「バトルシール」同様に「ペパライズ」やバトルで使用することの出来るシール。 コース上に唯一立体で存在し手に入れることができる「モノ」と呼ばれるものを、「モノなげや」にもって行くことでシールとして入手できる。 「モノ」にはさまざまな種類があり、「せんぷうき」や「はさみ」、はたまた「まねきねこ」などすべて現実に存在するものである。 「ペパライズ」で貼り付けて使用することでコースのギミックを動かしたり、 バトルで使用することで敵に大ダメージを与えたり、攻撃力が上がったり、相手の技を跳ね返すといった様々なアクションが起こる。 強力なバトルシールやモノシールは、その分大きなマスを必要とする。 ペパライズ コース上においてマリオが使用できる能力。ただしルーシーがいないと発動不可能。 使用すると画面上のコースが1枚の紙に変化し、紙にカーソルが表示されている場所に、持っているシールや「マップピース」を貼ることができる。 正しいシールやマップピースを貼ったりはがしたりすることで仕掛けが動いたり、さまざまな変化を起こすことができる。 今作の肝となるシステムであり、謎解きの中心になる。 バトルスロット 今作のサポートキャラ「ルーシー」によって使用できる能力。バトルにおいて、マリオの毎ターン開始時にコインを消費することで使用するか決めることが出来る。 基本的に普通のスロットと同じ内容であり、絵柄が揃うことでその数だけ行動回数が増える(2つ絵柄が揃ったらこのターン2回行動できる)。 絵柄が3つ揃った場合、その絵柄に応じて効果も得られる。 スロット回転中にさらにコインを消費することで、回転が遅くなったり、すでに絵柄が2つ揃った状態で始めることができる。 スロットシステム自体は過去作『ペーパーマリオRPG』にも存在した。 問題点 全体的に、本作は過去作とはシステムが大きく異なり(これについては、余談項で解説する)、戦闘・育成より収集・探索・謎解きに重点が置かれている。 事前情報で過去作との変化の部分があまり公開されていなかったことも重なり、RPGを作品を想定していたユーザーからの不満点が相次いだ。 バトルシステム 戦闘システム自体の問題点 前述した「バトルシール」を使ってバトルを行うのだが、通常攻撃・防御といった基本的な行動ですらシールが必要になる。 それなのに「何もしない」「防御」などのコマンドは消滅。 つまり、シールがすべて無くなれば「逃げる」以外に何も出来なくなることや、状態異常に罹って、シールを使っても攻撃が通らない状況でもシールの使用が強いられるという弊害が起きる。 一応バトル中でもアクションコマンドを成功させることで補給できる時があるが、入手タイミングも入手出来るシールもランダムであるため、シールが尽きかけている状況ではどの道ジリ貧に陥ってしまう。 前作までにあった星の精やスターストーンといったゲージ消費コマンドなども廃止。RPGでいう「攻撃」だけとなってしまい、戦闘の面白味に欠けるところが残念なところ。 アクションに関しても、アクションごとの詳しい説明どころかチュートリアルらしいチュートリアルもない。しかも「Aボタンをタイミングよく押す」という説明があるだけでそのタイミングがどこなのかは一切表示されない。そのため、シールのアクションに慣れるまで時間が掛かり、人によってはモノシールやキノコ系シールにもアクションコマンドがあるという事に気付かなかったりする。 また、これまでのシリーズにおけるアクションコマンドには「スティックをタイミングよくはじく」、「コマンドを正しい順に押す」といったものがあったが、今作はすべてのアクションをAボタンで行うため、アクションに味がなくなってしまっている。 アクションの練習をしようにも、毎回必ずシールを消費するという仕様のため、気軽に練習がし辛い。 そんな状態にもかかわらず、どんなレアリティのシールでも失敗すると殆どダメージが入らない。 例えば「ハンマー」のシールだと、失敗すると、どんなに強いシールでも与ダメージは基本的にたったの1。 『マリオ ルイージRPG』シリーズでは、攻撃をミスしても一定のダメージは入ってくれたのだが…。今作はアクションコマンドの説明の薄さ、練習の面倒さがこれに拍車をかけている。 ガードもシール同様、ほとんど説明がない。そのせいで、終始ガードを使わずに戦闘するプレイヤーも少なからず存在。 ガードは通常のボタンガードのみだが、特定のシールを使う事で、アクションコマンドによって攻撃を回避、防御したりすることはできる。しかしマリオは一回行動なのでバトルスロットを使わない限りそのターンはそれ以外の行動ができない。 ザコ敵を倒す利点が少ない。 これまではザコを倒して得られるスターポイント(*3)を貯めてレベルを上げるとステータスを任意で強化できたが、今作ではコース内に落ちている「体力UPハート」と呼ばれるアイテムを拾うことでHPのみが上昇していく。 ゲーム内での説明が無いため気付き辛いが、実はこのアイテムを拾うとHPだけでなく敵に与えるダメージも上がる。最終的に雑魚敵はフィールド上でハンマーを当てるか踏みつけるかすれば倒せるようになる。 雑魚戦によって得られる恩恵は、ゴール時や早期撃破によるコイン、HP回復ハート、シールの獲得となる。 行動にシールを消費するという戦闘システム上、戦利品より消費量の方が上回ることもあり、戦闘によるデメリットの方が大きくなりやすい。 今作では「逃げる」コマンドが成功するとフィールド上からシンボルが消滅するため、逆に逃げる方が効率よく戦闘を処理出来てしまうケースが多い(後半は特に)。 シール関連 シールの効果に関する説明文が簡素すぎるため、実際に使ってみるまでどういう攻撃をするのか、どのような効果があるのかが分かりにくい種類がしばしば存在する。 例を挙げると「はっぱ」系のシールは、実はバトルで使用したターン中にアクションコマンドを全て自動で成功させる(*4)という効果があるのだが、説明文には「ショップで高く売れる」という旨の文章があるだけであり、バトル中の効果は後述の博物館でしか知ることができない。 モノシールのもととなるモノは、コースの特定の場所で拾うかラベルンタウンで大量のコインを出して買うかして入手し、逐一シールに変換しなくてはならない。 この「逐一シールに変換する」という仕様が面倒である。演出も短くないので、毎回シール化するとストレスを感じてしまうだろう。 また同じモノは2つ以上持てないという仕様が存在する。たとえばモノとしてでもシールとしてでも「せんぷうき」を持っていると、新たに「せんぷうき」は入手できない。 補助アイテムなどは存在せず、体力回復もバトルシールやマップでの回復地点で行うことになるのだが、非戦闘時には体力回復シールが使えない。周辺に回復ブロックも無く、残りHPが僅かという状態でも、シールで回復するには敵と戦いに行く必要がある。当然その戦闘で回復したとしても、回復した量と同じくらいのダメージを受けてしまえば元も子もない。 今作は状態異常もかなり厄介。その状態異常に至っては回復手段が一切無く自然回復を待つしか無い(一応「毒スミ」のみは水流系のモノシールで回復可能)。 特にしわくちゃに至っては、受けるダメージ2倍かつ行動不能という理不尽な仕様。敵も同様だが、このゲームにおいて攻撃力2倍は極端すぎる。 ペパライズ関連 今回の謎解きにおいて重要な役割を持つが、テンポが悪く、面倒。 使用頻度の割に演出・操作不能時間が長い。「とにかく怪しい所でペパライズ」という謎解きが多いのだが、「行き詰まったらそこかしこでペパライズ連打」という行動を強要される場面が少なくない。 剥がす方はペパライズモードを呼び出さないとめくれかかっている部分が表示されず気付きにくい。 貼り付けたシールは基本的になくなってしまう。これが当たり前のように見えてかなり不親切な仕様。 なぜなら不正解の時にも使ったシールが消費されてしまうため。どんなに強力なモノシールでも、貼り付けたら最後確実に消滅してしまう。攻略に息詰まり、手持ちのモノシールを総当たりで試していくと、貴重なシールがみるみる溶けていく。ライトユーザーが多いマリオシリーズなので、もう少しそこに配慮した謎解きの仕様にはならなかったのだろうか。 そして使うべきモノシールが分かったら分かったで「モノ入手」→「コースから出てシール化」→「目的地に徒歩で戻る」→「ペパライズ」の工程を一々挟むことになり非常に面倒臭い。 バトルのバランス 今作では一般的なRPGと異なり仲間がおらず、補助アイテムが少ない。さらに敵の攻撃力も全体的に高く、一度に戦う敵の数も多いので、さっさと倒さないと逆にこちらがピンチに陥ってしまうため、強力なシールで相手を一掃するという戦法一択になり易い。 今作の敵のHPは少ないのだが、ボスは硬い。ワールド1からHPが90もある。ワールド3など300もある(*5)。これはそれぞれボスに弱点が存在し、それに適した属性のシールやモノシールを使うことで大ダメージを与え、さらに行動不能にすることが出来るシステムによる。 しかし、ボスの弱点は戦う前にこれといったヒントも存在せず、場合によっては手探りで探すハメになる。弱点が分かりやすいワールド4のボスならまだしも、他のワールドのボスの初見での突破は難しい。しかもただ使うだけでは駄目で、特定のタイミングで使わなくてはいけないシールもある。ラスボスでは戦闘形態それぞれに別の種類の弱点のシールが必要となり、使用するタイミングまで限られている。 一応ルーシーが教えてくれる事もあるのだが、それは数ターン後か、1回ボス戦で負けた後である。ボスの強さが弱点となるモノシールをこちらが所持しているという前提で設定されているため、事前にモノシールを用意する必要があるというのに、これは遅すぎる。 もし、弱点のモノシールを持ち合わせていなければ、圧倒的火力と耐久を誇るボスを相手に一方的に蹂躙される。 一応入念にHPアップハートを集め、強力なシールを蓄えた上で戦いを挑めば十分に勝つ見込みはある。ただしこの方法で倒すと「シールを使いすぎ」とルーシーに文句を言われる。ボス戦に挑んでみないと弱点が分からないのに、弱点を使わないと文句を言われるので、仕様とまるで嚙み合っていない。 一応これらの対応策なのか、今作ではなんと、ボス戦でも逃走が可能。 ボリューム・シナリオ関連 従来の作品まではワールドおよび章は全部で8つあったが、今作ではワールドが6つしかない。 コースの数についても、最高がワールド3の12コースであるのに対し、ワールド4以降、コースの数がやたら減る。コース数が減るだけならまだしも、ワールド4以降はキャラの会話等も減少していくため、あからさまに制作途中で力尽きた様子が見て取れる。(詳しくは「余談」項にて。) 謎解きに関しても序盤はそこそこのバリエーションがあったにもかかわらず、ワールド4以降は、後述する「行き詰まったらとりあえずペパライズ」で先に進めることが多くなってしまう。 特にワールド6はそれが顕著。まともに遊べるコースが一つだけの上、クッパ城はただのベルトコンベアーだけであり、クッパ城のまともなギミックなど一切無い。 コース自体も、ショップがあるだけで終わるコースなどがあり、明らかに水増ししていく様子がうかがえる。 今作のストーリーは紙のように「薄い」。もっとも、前作と方向性が転換されたということはある(後述)が、それでも薄い。 ストーリーの量自体も少なく、Switchで発売された「オリガミキング」と比べるとその差は一目瞭然。 そもそも味方キャラクターの殆どがキノピオで構成されているため、シナリオの面白みに欠ける。 従来のシリーズのような様々なキャラクター達が織り成す掛け合いやドラマ、波瀾万丈で重厚なストーリーといった部分が好評だったため、それを望んでいたプレイヤーは失望する事になった。 ちなみにこのようなストーリーになった原因として、社長が訊くで「ただストーリーに関していうと、前作『スーパーペーパーマリオ』のアンケートをクラブニンテンドーで調べたところ、たしかに「ストーリーがおもしろい」という人は、1%にも満たなかったんです。」と語っている。 キャラクター関連 今作では独自の個人名を持つキャラクターというものも出て来ず、仲間キャラも存在しない。 これは社長が訊くで理由が語られており、「可能な限り『マリオ』の世界のキャラだけで完結してほしい」という宮本茂氏の課題によるもの。岩田氏も「むずかしいお題ですね。ある意味、ここ最近のシリーズの方向性とは、まったく逆になってしまうわけで。」と返している。 これについては、「余談」項で詳しく解説する。 仲間としてはサポートキャラの「ルーシー」が登場するが、バトルには参加せずフィールド上でアドバイスをくれるのみである。 先述した通りこれがバトルの単調化に繋がっており、旅先でマリオの冒険を支える新しい人物が全く出てこない事によってストーリーの面白さ・起伏までもが失われている。 本シリーズの人気はゲームの完成度や少し毒の混じる世界観はもちろんだが、普段は敵として踏んでるクリボーやノコノコと共闘できるキャラゲー的な人気も結構あり、内気なノコノコやお嬢様テレサなどキャラ自体の個性も結構立ってるため「ペーパーマリオの面白さの半分は仲間」なんて人も少なくない。 そのため、どのコースに行っても味方サイドのモブキャラはキノピオ(*6)だらけで、敵側としてもクッパ軍団の敵キャラクターしか出てこず、新鮮味が薄い。過去作では、元々敵に当たるキャラクター・種族が善良な一般市民として登場したりもしていたし、シリーズ独自のオリジナルキャラクターも豊富に存在した。 PVや広告などでは「今作ではキノピオが身体を張ってマリオを助けます!」という触れ込みで、紙でできた自分たちの体を折りたたんでギミックに変形した姿を宣伝していた…が、実際に手伝ってくれるのはワールド1くらいしかない。 シリーズにおいて今作が初登場となった主要格キャラは「ルーシー」「ハナチャン」「クッパJr.」ぐらいである。 前々作までクッパの右腕だった「カメックババ」はただのカメックとして登場する。ただし出番が多くキャラクターや喋り方は確立されており、本作の敵幹部の中では個性が強い。 クッパJr.はカメックと同じく数少ない名有りキャラだが、殆どストーリーに絡まない。冒険序盤でモノシールの試し打ち役として出てきて以降殆ど出番がない。 以前のシリーズで活躍したゲストキャラの登場も無い。 このように、仲間の廃止によりキノピオの流用が目立つことになった。 過去作にいたオリジナルのキャラについてのネタは皆無ではないのだが、その全部がゴミ捨て場に捨てられたメモを読むとテキストで出てくるのみ。モノシールでゴミ捨て場を片付けてしまうと見られなくなる。 新キャラクターである「ルーシー」について マリオのサポートキャラとして登場するが、性格が荒く、何事にも文句が多いという棘のあるキャラである。 ストーリー中でもこのキャラに対する深い説明がないため、あまり存在意義が無いキャラになってしまっている(*7)。「無言主人公のマリオの代弁のためだけのキャラ」と言ってしまってもいい。 シールフェスタのためにシール星からやってきたという設定だが、シール星のどういった存在なのかどころか、そもそもシール星とはなんなのかすらも説明がない。いちキャラクターとしてみても掘り下げはかなり浅く、前述のシナリオの問題も合わさり感情移入しにくい。 仲間になる過程もかなり強引。というか理不尽。冒頭でシールコメットに触れ暴走したクッパによって、破壊された祭り会場の看板に張り付いて、助けを求めている。 助けてあげると「あなたが汚い手でシールコメットに触ったからこんなことになったのよ!?責任取りなさいよ!」と言われ、マリオが「クッパが触った」と反発すると、「他人のせいにするなんて卑怯なまねするつもり?」と怒鳴られ、その後一緒にコメットの修復をすることとなる。 マリオはマリオでこんな理不尽な言いがかりに対し反発することもなく同行する。冒頭からいきなりプレイヤー置いてけぼりである。 その上、いつの間にか誤解が解けていたりする。ならそのくだりはいるのだろうか。 一応シリーズ恒例のヒントを出してくれるのだが、そのヒントが過去作と比べて役に立たない。ただでさえプレイヤーに優しくない謎解きが多いのに、行き詰まった時の助けにすらならない事が殆ど。 歴代キャラと違い、ヒントが必要か聞くのにいちいち選択肢を選ばなくてはならず、内容も謎解きのヒントではないことが多く、ただなんとなくテキストを与えた感が強い。 また、旧作のナビゲーターキャラとのような、敵を調べる能力も廃止された。 また、ピーチ姫、クッパ、ルイージとシリーズ皆勤のキャラも一応登場するが… 今作のピーチ姫とクッパは、全ストーリーの最初と最後にしか登場せず、とんでもなく存在感が薄い。 ピーチ姫は今回もいつも通りさらわれる訳だが、町のキノピオ達は誰一人としてピーチ姫の安否を気にも留めていない。 その上、何故かラスボス撃破後のピーチの口調が『スーパーマリオRPG』以降の女性口調ではなく終始敬語。いつもの様な顔見知りの会話も一切無く、プレイヤーは置いてきぼりにされる。 クッパも敵として登場するのだが、今作ではなんと一言も喋らない(笑い声などのSEだけ)。 今作の彼はロイヤルシールの魔力により暴走状態にあり、完全に正気を失っている(*8)のだが、カメックもクッパJr.も一切そのことについて心配する様子はない。それでいいのかクッパ軍団。 言うまでもなく両キャラ共に、これまでのシリーズにあったような操作パートは一切無し。 ルイージに至っては、クッパ同様一言も喋らないどころかマリオと直接絡む場面さえ無い。収集要素の一つとして登場するだけである。ルイージらしくはあるが。それでも前作では大活躍だったのに…… 結果「主人公であるマリオは、ただルーシーにこき使われてロイヤルシールを集めさせられるだけ。」という印象が強くなってしまった。--前作までは無言主人公ながら身振り手振りなどである程度の意思表示をしていたのだが、会話イベントが極端に少ない今作ではそれも多くなく、前作までは付いていたCVも搭載されていない。 ワールドボスについても、ワールド1、ワールド4のボスには台詞が用意されているが、それ以外のボスは奇声や叫び声を発するだけで台詞を一切喋らない。 クリア後、おまけ要素関連 今作はバッジや料理のレシピといった、コレクション性のある収集要素が無くなってしまった。 100階ダンジョンや依頼も廃止。これらは存在自体が賛否両論あったのだが。 シリーズ恒例のラスボスよりも強い実質的な裏ボスもいない。 新しい収集要素としてシールを展示できる博物館が存在する。 前作までは手に入れたら図鑑に記録されたのに対し、今作は博物館まで出向く手間が生じる。 しかも博物館も膨大な数の展示場所からそのシールの展示場所を探さなければいけない。 シールの収蔵記録が無いため、何を収蔵したかはプレイヤーが覚えておく必要がある。 そして展示にシールを消費する仕様は地味に面倒。攻略に必要なモノシールは2回実物を取りに行き、2回シール化する必要がある。 ただし、これは「同じモノシールを2枚持つことは出来ない」という仕様の割を食っている形になる。 + そして、苦労してシール博物館をコンプリートすると…(以下ネタバレ注意) しかもその博物館でシールをコンプして出来る要素というのが、いわゆるサウンドテスト(未完成)と下記のスーパーフラッグとザコ敵の攻撃アクションの閲覧ができるようになるだけである。 このサウンドテスト、通常プレイなら二度と聞けないボス戦などの曲は一切入っておらず、その気になればいつでも聞けるステージ曲ばかり入っている。一応フォローしておくとイベント曲やクリア前のワールド3、ミステリーマンションといった期間限定ステージ曲はちゃんと収録されている。 ザコ敵の攻撃アクションなども見れるが、見るためには何故か毎回1コインを消費する。 他にスーパーフラッグという、簡単に言えば実績システムのようなものがあるが…。 ショップで合計10000コイン使う、攻撃を1000回成功させる、等々正直言って面白みや達成感がある条件とは言い難い。しかもコンプリートしてもメリットはない。 クリア後に追加される要素はなんとスタッフロール観賞のみ。(*9) その他 フィールド上におけるアクションがジャンプ・ハンマー・ペパライズの三種だけなので、謎解きが単調になりがち。 今までのシリーズで冒険が進むごとに新しい仲間や新しいアクションを習得し、その度に謎解きのバリエーションが増えていったのだが、今作はそれに比べると本当に単調である。 ただし、あまりにも簡単なほど単調ではなく、必要最低限の水準には満ちているので、そこは安心してほしい。 そのためマリオのRPG系列の醍醐味である「新しい能力を手に入れたから今まで行けなかったあの場所に行ってみよう」という要素が極めて少なく、一本道の世界観の狭さに拍車をかけてしまっている。 謎解きがゼルダシリーズに似ていることは確かなのだが、あちらと違って弓矢、爆弾、フック(クロー)ショット等々の様々な行動が取れるわけでは無く「この場面ではどの能力・アクションを使えば良いのだろうか」など考えたり、それを実行するような楽しみは皆無。 近しいものとしては「ここにはどのモノシールをペパライズで貼り付ければ良いのだろうか」という場面には何度も出くわすが、やることは結局「行き詰まったらとりあえずペパライズ」である。 各マップに「ひみつドア」を取り付けることで隠し部屋に行くことができ、これがスーパーフラッグの条件になっているのだが、どのマップに取り付けたかが示されないため、とことん不親切。 賛否両論点 謎解き・戦闘そのものの難易度は旧作に比べて高めで、歯ごたえそのものは十分。HPもシールも少ないジリ貧状態で奥に奥にとコースを進んでいくハラハラ感は人を選びつつも中々楽しめる。 ただ効率的にプレイしようとすると必然的にガン逃げゲーになるので、目ざとく追いかけてくる敵シンボル相手にストレスがたまること請け合い。 そしてどうプレイしたところでコースを出入りする度にオートセーブが行われるため、負けたところで大した損失はない。そこを評価点と呼べるかは何とも言い難い所だが。 一部のヒントが不親切な謎解きやボスの弱点探しはむしろ批判点として挙げられる事の方が多い。 1つの町を拠点として、いろいろな町やワールドに行くのが伝統であったが、今作では2Dマリオシリーズと同じくワールドマップ制になった。 そのせいで拠点となる町の存在意義や、この町のどこから次の場所にいけるかといった楽しみがなくなってしまった。 ただし、マップの行き来が容易になったので、一概に悪い点とは言えない。 + ラストバトルについて(ネタバレ注意) 今作のラスボスはマリオシリーズではお馴染みだが、RPGではマリオストーリー以来久々となるの「クッパ」である。 ラストバトルの最終段階、ロイヤルシールのギラギラを纏いながらも追い詰められたクッパは突如巨大化。こちらの攻撃をほとんど通さないため実質的に無敵状態になってしまう。このままでは勝てないと踏んだルーシーは犠牲になり、自らをバトルシールとして使わせてマリオをパワーアップさせるのだが…。 このシーンについては、感動したという意見もあれば、先述のルーシーの言動などから、感情移入しづらく、盛り上がりに欠けるという意見も。 その上、ルーシーの方は最後に何事もなかったかのように復活する。一応ロイヤルシールの力で蘇ったという説明があるが、本当になんだったのか。 ちなみに長期戦にはなるもののルーシーを使わずにラスボスを倒すことも可能。ただし想定外だったのか展開に変化は全くない。さらに、ピーチ姫を助けるまでの間にアルバムを開いてルーシーを捨てる事までできる。 今までのシリーズの「ラスボスの無敵化を解除してから挑む最終決戦」とは違う「ラスボスと同じ土台に立てるパワーアップを果たしてから挑む最終決戦」というシチュエーション自体は盛り上がるのだが…前作のようにきちんと仲間の掘り下げをしていれば批判はなかったと思われる。 マリオシリーズとしての必要性 前作までは、良くも悪くもマリオシリーズらしからぬ作品、つまり他のキャラクターに替えても完成しそうな作品が多かった。 しかし、今作及び今作以降の作品は、既存のマリオシリーズが密接に関わってくるものになっている。つまり「マリオシリーズとしての存在意義のある」作品となった。 シリーズファンの中には、既存の雰囲気を好む者がいるかもしれないが、少なくとも今作から入ったプレイヤーなどは、親近感を覚える作品に昇華できているだろう。 本作以降の方向性と前作以前の方向性には大きな賛否両論があり、これはペーパーマリオ界隈の大きな問題でもある。 評価点 一つの作品として見ればよくまとまっている。 特にバグなどもない。また後半は尻すぼみになるものの、遊べないほど内容が薄いわけではない。 面クリア型の謎解きアドベンチャーとして見ればごく普通の内容ではあるし、ザコと戦う必要が薄いという事に感付いてしまえばスムーズに進める。 ストーリーは控えめになったとは言えど、各コース内で強烈な個性を発揮するエピソードもいくらか見られる。 ワールド3のハナチャンの成長は絵日記と共に綴られて行き、今作の中でも相当力が入れられている。終盤の展開からして意図したものだろう。 ワールド4ではお化け屋敷のようなコースも登場。紙である事を活かしたネタも仕込まれており、今までと一風変わった雰囲気を楽しめる。戦闘ではモノシールの「そうじき」で『ルイージマンション』気分を味わうことも可能だ。 事前に語られていた通りに「シュール」系のネタも多数仕込まれている。 紙とダンボールだけで作れた世界観に不自然な3Dアイテムが置かれている様のインパクトは大きく、思わず笑いが溢れる。 普通に進むだけでも、いきなり巨大な扇風機が出てきて邪魔をされる、普通の仕掛けに混ざって突然リアルなカーリングストーンが流れて来る等々……。 ワールド1-5ではピタゴラスイッチのような大々的な仕掛けが見られる。 ワールド2-5では背景のヒエログリフ風の敵が突然動き出してごく自然にシンボルエンカウント。そのまま壁画の姿なので異常にキモい。 ワールド4-1では 突然ブランコに乗ったキャサリンが襲来 し、勝手に歌いだしてそのまま何処かへ消えるという謎イベント。アルプスの少女ハイジが元ネタらしく、ヤギを落として行く。 今作で初めて「ペーパー」化した原作キャラも多い。 オリジナルキャラを尽く削ったというだけあり、その分だけ本編マリオシリーズのキャラクターが豊富。 長らくレギュラーキャラだった「クッパJr.」が台詞を引っさげてまともな悪役で出るのは久々。『マリオ ルイージRPG』では今まで出番すらなかった。 「プー」や「クラッシャー」と言った、RPG作品では見かけない雑魚もばっちり登場。わざわざ専用のアイテムシールまである。 問題点は多いものの「シール」「ペパライズ」と言った新しいシステムの開拓。 「邪魔な仕掛けの蓋」「無限ループの迷いの森でマーキング」「線路の道が足りないから無理矢理増やす」など、「とりあえず実体化させるだけ」というありがちなにものに留まらず、マーキングや道造りと言った形で様々な面への有効活用が見られる。 特に『特定の敵(結果的にボスのみだが)に有効なモノシールを使う』というシステムは、きちんと昇華させればもっといいものになったはずである。 徹底的に「紙」にこだわったグラフィック 据え置き機による美麗なムービーとはまた違った質感を持っており、趣の違った美しさがある。 足場は全てダンボール細工、衝撃でシワクチャに、水を受けるとヨレヨレになるマリオと言った具合に、ほぼ全ての要素に紙のグラフィックである事が反映されている。 シールを使ったギミック 正解のシールを探し出したり、用意して貼るという謎解き自体はやっていて楽しさがある。 SEにも拘りが見られており、剥がす際のSEはなかなか快感。 今作は今まで以上に「紙」を意識した構造になっており、それを生かした変化やアクションは見ていて爽快である。 また、バトル中に使う「モノシール」も見ていて面白いものや、ちょっとしたファンサービスもある。 博物館でしか説明が入らないものの「モノシール」に関しては、説明までも同じく見ていて面白いものもある。ただし、そのおかげで「モノシール」の効果がわからないという欠点を持つものもあるが。 シリーズとは異色のBGM 今作のBGMは、今まで評価の高かったペーパーマリオシリーズとはちがい、ジャズがメインとなっている。(*10) 場に合わない曲調もあるが、前述の柔らかなグラフィックに合っていると評価されている。 特にボスゲッソー戦、ラスボス戦の最終局面などの評価が高い。 中には『6つの金貨』のアレンジBGMまで存在しており、分かった人はなかなかの通。 総評 ゲームそのものはバグや不具合などもなく、全体を通してよくまとまっている。各コースのギミックや演出も紙やダンボールである事に拘った斬新なものが多い。 しかし、前作まで評価されていた部分の大半が消滅・改悪され、シールに依存した新しいシステムはプレイヤーへの配慮が行き届いておらず、戦闘・ペパライズなど今作はテンポ面での短所が目立ち、弱点が分かり難いボス戦の存在や、バトルに関する詳しい説明・チュートリアルが皆無であるといった事がとっつきにくくさせている。 何より、個性的なキャラクター達が織り成すドラマや感動的なシナリオなど、前作までのペーパーマリオシリーズの魅力の大部分を殺してしまった事が非難の的となっている。 これからプレイする人は、前作3作とは違うものと割り切ってプレイすることをオススメする。 余談 このゲームの開発中に任天堂の情報開発本部長である宮本氏が口出し、いわゆる「ちゃぶ台返し」が行われたと『社長に訊く』にある。 この口出しにより1度は完成に近づいていたこの作品の作り直しが行われた。他にも、宮本氏からは「ストーリーは必要最小限でいい」、「可能な限り『マリオ』の世界のキャラだけで完結してほしい」という要望があったとのこと。 結果的にこの要望が今作の悪評の原因にもなっている点は残念としか言い様が無い。プレイしていて目につくバランスの悪さ、全体的なボリュームの少なさ(*11)等もちゃぶ台返しが起きたことによる開発期間の収縮からきているものと思われる。マリオシリーズにおける宮本氏の存在の大きさをうかがわせるとともに、これらの要望をスタッフ陣は「縛りのような物」と例えているという点からも、今作の制作がとても難儀していたであろうことを窺わせたインタビューであった。 しかし、『マリオストーリー』もほぼマリオの世界のキャラだけで完結していたことを考えると、少なくとも原点に返ることぐらいはできたのではないだろうか。そのマリオストーリーと比較すると、本作のストーリーはそれすら下回るレベルの薄さである。 ……が、2020年に『ペーパーマリオ オリガミキング』に関するインタビューにてこの「縛り」の詳細が明かされ、本作の時点で「既存のマリオキャラクターを変更したり、マリオの世界観に関わるようなオリジナルキャラクターが出せなくなった」という事実が明らかになっている。このインタビューと本作の内容を照らし合わせると、前述の『マリオストーリー』に登場したクリオやカメキ等のような改変キャラクターすら明確にNGとなっていたと推察する事が可能である。仮にこの推察が正しければ、想像以上に大きな縛りとなっていたとしか評し様がない。 「良い意味でマリオの世界から外れた3作品」と、「マリオシリーズの基本設定に準拠した本作以降の作品」のどちらが好ましいかは個人の嗜好にも依る。しかし前作までのシリーズファンの大多数にとっては、本作での方針転換は致命的であったのだろう。 本作以降のシリーズ作品においてはこの「縛り」が継続すると見られており、過去3作品が有していた雰囲気の喪失を嘆く意見が未だに見られる。 E3 2010で公開されたものと比較すると、雑魚敵のカラーリングが『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』準拠(本作では本家シリーズと同じ)、ワンワンが仲間にいる(本作では仲間自体存在しない)など、ちゃぶ台返しの影響で大きく内容が変更されたことが窺える。 先述の通り、一つのゲームとして見れば比較的まとまっている上に、売上本数も高い(国内ハーフミリオン)からか、本作がペーパーマリオシリーズ初プレイとなる新規ファン層からはそれなりの支持を得ている。 或いは「シリーズファンから不評」≠「クソゲー」の典型例、と評せるかもしれない。 翌年に同じく3DSで別系列のマリオRPGシリーズである『マリオ ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』が発売されている。 ペーパーマリオシリーズとマリルイシリーズが同じハードで発売されるのは初となる。 「マリルイシリーズ10周年」を記念して過去キャラの再登場などでファンサービス、いつもは不憫な扱いを受けているルイージの活躍のピックアップ、1作目で立ち上げた基本は守りつつ新要素を加える「いつものマリルイシリーズ」だったため、こちらは従来のファンからの評価は高い。 2015年末には同じく3DSで『マリオ ルイージRPG ペーパーマリオMIX』というマリルイシリーズとペパマリシリーズのクロスオーバー作品が発売された。 しかしそちらはマリルイが主導であり、「ペーパーマリオがアルファドリーム製作のマリルイシリーズにゲスト出演」という形になっている。 ペーパーマリオシリーズ自体の新作としては2016年にWii Uで『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』が発売されている。 本作の路線を受け継ぎつつも、本作での問題点を殆ど解消した作りとなっている。 が、やはり「本作の路線を引き継いだ」という点をセールスにしているのがネックだったのか、本作から売上を大きく落とす破目に陥ってしまった。
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アイスペユニヴァース!が出来るきっかけを作ったゲーム。 マリオシリーズの一つであり、マリオストーリーの続編。 ストーリー ピーチ姫から「私は今、キノコ王国を巡る旅に出ているのですが、宝の地図を手に入れました。ゴロツキタウンという街で物売りのおばあさんからもらった箱に入っていたのです。私一人じゃ宝探しは大変なので手伝ってください。地図は手紙に入れておいたのでそれを持って、必ず来てください。ゴロツキタウンの港で待っています。」と書かれた手紙をもらったマリオ。 ゴロツキタウンについたマリオだったがピーチ姫が見つからない。 その時マリオはクリボーの女の子、クリスチーヌと出会う。 彼女に地図のことを話すと、彼女の恩師である考古学の権威、フランクリ先生から話を聞くことができた。 フランクリによると、伝説の宝を手に入れるには7つのスターストーンを集め、1000年の扉を開かないといけないと言う。 この地図は七つのスターストーンのありかを指し示す魔法の地図だったのである。 宝を追っていれば、いずれはピーチ姫と巡り合えるだろうと思い、マリオは新しい冒険に出るのであった。 ゴンババ also。の元名の『ビンババ』 この名前の由来はペーパーマリオRPGに登場するゴンババから来ている。 ビビンバみたいな名前だなおい。